明日の広告 【285】

NO BOOK,NO LIFE!
The longest journey begins with a single step.
昨日より今日、今日より明日。
読書によって一歩ずつ前へ。


今日の一冊

明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045)


【 商品開発からコミュニケーションを始めるのである。 変化した消費者と深くコミュニケーションすることを目的に商品開発をするのだ。 もしくは既存の商品を、消費者のフィードバックを受けて改良していくのである。 商品設計にコミュニケーション設計を内包させるのだ。 】(P.46)

人口がこれから減っていく、多くの人がブログやSNSを使って情報の送り手となる、今そしてこれから。
広く浅くより、狭く「深く」にした方がいいなという感覚があります。
新規顧客より既存顧客、新製品より既存製品。 今あるものに、フィードバックと改善で深みを持たせるということを意識していこうと思います。
 



今日のグッときた

  • ネット出現後のブランドとは「消費者の中に長く維持される愛」のことを呼ぶと思う。 広告によって押しつけられるイメージだけでなく、長くその商品を使って育まれる好意こそが、ネット時代の「ブランド」なのだと思う。 売ってオシマイではなく、売ってからブランディングが始まる。
  • (ボクが発想するときのコツは)「この商品情報を伝えてもらいたがっている人のことをリアルに想像する」という作業である。 (消費者は)伝えてもらいたくてウズウズしている。 そんな彼らをリアルに思い描く。 で、彼らに情報をデリバリーするために、どこでどんな表現をすれば届きやすいのかを、彼らの生活同線を想像しながら辿っていくのである。
  • (スマートでそつのない給仕だけではできない)ひとつ上のもてなし、もっと喜んでもらえる工夫、再訪したくなる楽しさこそ、クリエイティブのチカラじゃないだろうか。 スマートでそつのない給仕は広告ではなくインフォメーションだ。 広告とは相手の心を表現で動かすものでないといけない。 相手を感激させなければラブレターとは言えないのだ。 

今週読んだ本(8)

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今週観た映画(9)

4デイズ [DVD]