ONE to ONEマーケティング 【279】
NO BOOK,NO LIFE!
The longest journey begins with a single step.
昨日より今日、今日より明日。
読書によって一歩ずつ前へ。
■今日の一冊
【 カスタマイズは、一人一人の顧客を差別化する際の究極の形態である。 近い将来、それは、ビジネスが成功する際の基盤となるであろう。 そして、既存の大企業を打ち破るための鍵ともなるのである。 】(P.96)
標準品をたくさん普及させるという業界では、カスタマイズは(儲からないから)「悪」と言われる。
しかし、普及させる決定権者(キーマン)が一人だとしたら、カスタマイズは必要ではないか。
薄く広くより、狭くても小さくても一人でも、痕跡や感動や満足を残したいと思う。
■今日のグッときた
- 企業間競争における究極の目標も、従来の市場シェアから「顧客シェア」 ―その企業が一人の人間の人生のどのくらいを占めることができるか― の獲得へと移行する。
- ワン・トゥ・ワン・マーケティングでは、「一人の顧客にできるだけ多くの製品を売る」顧客マネージャーが必要になる。 マス・マーケターは製品の差別化に努める。 しかし、ワン・トゥ・ワン・マーケターは、「顧客を差別化」しようと努力する。 ワン・トゥ・ワン・マーケターは「既存の顧客から新しいビジネスを獲得」しようと努める。
- 一人の顧客との取引を、一度限りの取引ではなく、長期にわたる一連のもの ―オン・オフのスイッチではなく、ボリューム・ダイヤル― とみなせば、顧客シェアを高めるという任務は、企業に対するその顧客の生涯価値を最大化することであると言える。
■今週読んだ本(1)
■今週観た映画(3)