アイデアのつくり方 【227】
NO BOOK,NO LIFE!
読書によって、【営業力】と【企画力】を磨いていきます。
営業力とは事柄をうまく運営すること。 企画力とは楽しいことを計画すること。
■今日の一冊
【営業も企画もアイデアがすべて】
■今日からやってみる
- どんな技術を習得する場合にも、学ぶべき大切なことはまず第一に原理であり第二に方法である。
- 事実と事実の間の関連性を探ろうとする心の習性がアイデア作成には最も大切なものとなる。
- 時間の断片を使えば、ある問題と関係した一つの断片を作ることができる。 このようにしてうまずたゆまず努力すれば、やがてはある問題についての100の断片が蓄積する。
■今日のグッときた
- アイデア作成の基礎となる一般的原理については大切なことが二つある。 (1)アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもないということである。 (2)既存の要素を新しい一つの組み合わせに導く才能は、事物の関連性をみつけ出す才能に依存するところが大きいというところである。
- 広告のアイデアは、製品と消費者に関する特殊知識と、人生とこの世の種々様々な出来事についての一般的知識との新しい組み合わせから生まれてくるものなのである。 万華鏡の中のこの新しい組み合わせの数学的可能性は甚だ大きく、ガラス片の数が多くなればなる程、新しい、目の覚めるような組み合わせの可能性もそれだけ増大する。
- 「これまでは無関係と思われていたものの間に関係があることを発見することが美的直観である」(アンリ・ポアンカレ)
■今日のひとこと
【 個々の事実がそれぞれ分離した知識の一片にすぎないという人もいる。 そうかと思うと、一つの事実が一連の知識の鎖の中の一つの環であるという人もある。 】 (P.28)
【 十分深く、あるいは遠くまで掘り下げていけばほとんどあらゆる場合、すべての製品とある種の消費者との間に、アイデアを生むかもしれない関係の特殊性が見つかるものなのだ。 】 (P.36)
今週、7ヶ月間に渡って取り組んできた(チームによる)商品企画研修が、発表というアウトプットによって終わりました。 5人のアイデアが最後に一つにまとまったときには、感慨深いものがありました。 途中「もうええやん」と妥協しそうになったときも、メンバーの「いや違うな」という思考の継続によって、アイデアはより研ぎ澄まされたように思います。 アイデアというものは、【出しまくる】ことと、【深める(納得いくまでやめない)】こと、最後に【つなげる】ことによって良いものになるということを身を持って感じた次第です。(お疲れさまでした)
■明日から使えるタグ
- 広告マンは、牛と同じである。 食べなければミルクは出ない。
- アイデアは、諸君がその到来を最も期待していないときに諸君を訪れてくる。
■今週読んだ本(11)