「あなたのところから買いたい」とお客に言われる小さな会社 【296】
NO BOOK,NO LIFE!
千里の道も一歩から
読書によって一歩ずつ前へ
■今日の一冊
この本を読んで、担当を卒業するときにお客様から
「これからは、あなたでないなら買わない」
と“最高の褒め言葉”をいただいたことを思い出しました。
想えば・・そのお客様に対しては、怒られ悩みながらも、必死にお困りごとを解決しようとしていました。
【必死さ】は伝わるもの。
「あなたのところから買いたくない」
とお客に言われる大きな会社にはなりたくないものです。(笑)
■グッときた言葉
•商売とは、お客さんに買っていただくことではなく、選んでいただくことだと私は思っています。 「売れない」のではなく、「選ばれていない」のです。 そう考えると、「売る」という発想から「選ばれる」という視点で商売を見直してみると、さまざまな見え方があると思うのです。(P.37)
•体験していないことは絶対に語ってはいけない。 実体験を語ることがお客さんの共感を呼ぶポイントだと考えた場合、その反対にあることは、「実体験してないこと」です。 たとえば、「当社は素材にこだわっています」、これは実体験じゃないですよね。 「お客様第一主義です」、これも実体験ではありません。 だから、これらのことをいくらアピールしたところで共感は呼ばないんです。(P.110)
•売り込まないから売れる、宣伝しないから知名度が上がるという、逆説的に感じられる感性マーケティングの法則が、あきないの本質に通じるのではないかと思っています。 感性マーケティングでは、飾らないありのままの自分を正直に語るというところがとても重要です。(P.220)
■最近読んだ本(27~28)