ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社 【195】
NO BOOK,NO LIFE!
bookmobileは旅を続けます。 本との出会いで成長していきます。
【お客様のために、地域社会のために、従業員のためになっているか】
■究極の一文(この本どんな本)
【 その分野で本当に必要な仕事、正しい仕事を愚直に続けていれば、支援してくれる人たちが必ず現れる。 共感してくれる人たちが支えてくれる。 これからの日本の中小企業は、弱い人の役に立つような商品をつくったり、サービスを提供する分野にこそ生きる道があると思います。 】
(何かしらの)活動には、【応援団やファンが欠かせない】と感じました。
活動(あるいは製品)には、創る人の優しさ、厳しさ、こだわりといったものが伝染する。 だから、感染者(応援団やファン)が現れる。
また、奉仕に努めている会社がこんなにたくさんあるんだ(自分はいったい何をやってるんだ)と、ヘコまされる本でした・・・
■お知恵を拝借(実行すること)
- 社員や協力企業の幸せ、そしてお客様の幸せづくりに貢献するのが会社のあるべき姿だと思います。 大企業のほとんどは、どうやって利益を上げるか、シェアを高め、さらには、いかにライバル社を負かすか、そんなことばかりを考え、経営をしていると思えてなりません。 日本の社会が妙に荒んでしまっています。 (P.1)
- 「不確実な未来を憂うよりは、確実な未来に備えよ」 これからは高齢者を活用しない限り、企業は労働力の確保はできません。 一方、市場の中心が高齢者になるので、高齢者を知り尽くした人でなければ高齢者向けの商品やサービスは提供できません。 (P.13)
- 「いつまでも言われたとおりにやっていたんじゃダメですよ、一歩でも半歩でも早く、自分の商品を持つことを考えたほうがいいですよ」 「大きな歯車に巻き込まれたら、価格競争から抜けられなくなる。 自分のメシのタネは自分で作っていく時代だと思います」 (P.228)
■今回のMVP(Most Valuable Phrase)
【 人を大切にしない会社に未来はない 】
■ぐっときた(DEEP IMPACT)
- 正しいことをしていれば、お客様は日本中から追いかけてくる。 どんなに小さな会社でも、できる社会貢献はあるはずです。 お役立ち経営は滅びない。お役立ち経営はお客様が見捨てない。
- 世界中の弱い立場にある人々が幸せになるような製品やサービスを提供し、それが国内外から評価を受けて経済が成長する、外貨を稼ぐ。 そうなってはじめて、日本は世界から尊敬される国になる。
- 普通ならスポーツ用品店への(辻谷工業のテントの)売り込みを図るところですが、辻谷さんが懸命に考えたのは、「誰なら直接買ってくれるか」でした。
■今週観た映画(31)