日本でいちばん大切にしたい会社 【194】

NO BOOK,NO LIFE!

bookmobileは旅を続けます。 本との出会いで成長していきます。


【心を打つようなことをやっているか】


日本でいちばん大切にしたい会社


究極の一文(この本どんな本)

【 「まず業績ありき」ではなく、継続させるために、業績や成長が必要なのです。 五人(社員とその家族、下請け企業の社員、顧客、地域社会、株主)に対する使命と責任を果たしているかいないかで、会社の成績は決まります。 】


お客様よりも【まず、社員が大切】という視点が初めてで、感心しました!
確かに・・・社員がまず幸せ(仕事が楽しいとか、役に立ってるとか、誇りが持てるとか)にならないと、お客様のことなんか考えられるはずもありません。
重視する順番を明確にしよう。 だから、まず社員がいい雰囲気になることは何か?を考えてみようと思いました。


お知恵を拝借(実行すること)

  1. 行動や考え方が正しいか正しくないか、本当にお客様のためになるかならないか、その一点で判断するべきなのです。  儲かるか儲からないかとか、お客様にわかるか、わからないかではありません。 (P.201)
  2. 「あなたの会社がなかったら、お客様はほんとうに困りますか?」と、いつも自分自身に問いかけ、「わが社がなくなったら、お客様が困るような会社をめざしたい」  代役のない、代わりのいない経営をやりたいということなのです。 (P.151)
  3. がんばれるのに、がんばらない人々は偽物の弱者だ。  努力をしたくても、がんばりたくても、がんばれない人々が真の弱者。 (P.69)


今回のMVP(Most Valuable Phrase)

【 無から有を創るのが経営です。 お客様がいなければ創ればいい。 】


ぐっときた(DEEP IMPACT)

  • 景気は与えられるものではなく、創るものです。 お客様が喉から手が出るほど欲しい商品を創り、提案すればいいのです。 それを創り、売る会社の規模が大きかろうが小さかろうが、あるいはその商品がハイテクだろうがローテクだろうが、お客様には関係ありません。
  • 伊那食品工業の経営理念 「企業は社員の幸せを通して社会に貢献すること」 「企業は企業のためにあるのではなく、企業で働く社員の幸せのためにある」
  • 内部のどこかに重大な問題があったからこそ、お客様が来なくなり、売上高が減少してしまったのです。 組織の崩壊は組織の生産性の問題。 もっとはっきり言えば、社員の帰属意識ややる気の問題です。 会社に対する社員の不満・不平・不信感が、大きな原因の一つなのです。

今週読んだ本(58〜60)

ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ (PHP文庫) ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社 凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク