星野リゾートの教科書 【179】
NO BOOK,NO LIFE!
bookmobileは旅を続けます。 本との出会いで成長していきます。
【教科書は正しい】
■究極の一文(この本どんな本)
【 教科書から理論を学ぶことによって、状況改善に必要な思い切った経営判断を最低限のリスクで実行することができる。 教科書に沿って自社の打ち手を考えることによって、自分にとって納得できる経営判断に達することができる。 】
大きな仕事は、直感や感覚ではダメなのだということが分かりました。
何十年経っても生き残り、読まれ続ける古典や理論、法則というものに倣うのが尤もなんですね。 但し、100%その通りに、徹底してやる。
新しいベストセラーに飛び付くのではなく、古いものを読もうと思った次第です。
■お知恵を拝借(実行すること)
- 自分たちが目指す製品・サービスの中身を自分たちで決める。 お客様の要求が自分たちの目指す製品・サービスと合わない場合、その要求を無視する。 1%ずつでもいいので、目指す目標に向かって一貫性を持って進み続ける。 顧客をつかむには、満足させるのでは不十分で、熱狂的なファンを作る必要がある。 (P.181)
- 「コモディティ化が進んでも、アクセスを高めることで他社に差をつけて勝つ」 製品やサービスの質に差がなくなったとき、お客様は買いやすい会社、手間をかけずに安全に早く欲しいものが手に入る会社を選ぶ。 (P.61)
- 社員は経営ビジョンを知っている。だが、星野社長はどんなときも経営ビジョンに立ち返りながら語る。 会社の歩んできた道のりを伝え、これまでの会社のストーリーを社員と共有し、一体感を確認する。 (P.160)
■今回のMVP(Most Valuable Phrase)
【 言いたいことを言いたいときに言いたい人に言えるようにしよう 】
■ぐっときた(DEEP IMPACT)
- スタッフがお客様と接する「真実の瞬間」の時間は平均15秒に過ぎないという。 その対応力によって、企業に対するお客様の評価は決まっていく。
- 保証の意義は、顧客に安心感を与えることだけではない。 サービスを提供する社員がサービスに責任感を持つようになる。
- 見込み客の心をつかむためには、焦点を絞り込んだ販売戦略が重要になる。 焦点を絞り込んだ販売戦略が効果を発揮するまでには、時間がかかる。 製品ラインアップの拡張は短期的にうまくいっても、長期的にはマイナスに働く。
■今週観た映画(22)