はじめて語られる企画の「虎の巻」 【229】

NO BOOK,NO LIFE!

読書によって、【営業力】と【企画力】を磨いていきます。
営業力とは事柄をうまく運営すること。 企画力とは楽しいことを計画すること。


今日の一冊

【勝敗を決めるのは企画力】


はじめて語られる企画の「虎の巻」


今日からやってみる

  • これからのビジネスパーソンは、お客様のために何ができるかを、主体的に考えてビジネスを創造できる「企画人」でなくてはならないと思っています。
  • 競合戦略において最も大切なことは、「自分の力で一番になれる、商品と商圏を選択すること」
  • 情報は2時間以上、止めない。 情報は財産です。 情報は瞬発力が重要であり、伝えたい時が、知りたいときです。


今日のグッときた

  • 人は自分の住む世界の「外」をなかなか理解できないものです。 企画というのは、そういう人の理解を超えたところにあります。 お客様の知らないところにあるというのが、「企画」のポジショニングです。 企業が求めているのは、「どういう物をつくるか」「どういう売り方をするか」「どういう仕事をするか」ということです。 その「どういう」にあたる部分が、いわゆる「企画」です。 会社の収益に直結するものが「企画」なのです。 そして企画会社は、独創性を確保するためにクライアント企業の外部に存在しなくてはなりません。 
  • 会社の安定経営モデルとは、固定費、すなわち人件費と家賃代は何もしなくても入ってくるようにします。 御用聞きのようなマーケット・インではなく、プロダクト・アウトの企画をするには、安定収入が大事になります。
  • カルチュア・コンビニエンス・クラブは「企画」を「規格化」してきました。 一つの強力な企画を作り、それを「規格化」し、それを広範囲に広げるのが効率的です。


今日のひとこと

【 「マーケット・イン」では、結果を手っ取り早く得ようと市場のニーズに合致した商品やサービスを作り、売り上げを立てようとします。 しかし、この「マーケット・イン」の手法は、既に世の中に必要なものが全て揃っているモノあまりの時代では通用しなくなってきています。 これからのビジネスで求められるのは、「プロダクト・アウト」です。 「プロダクト・アウト」は、企業サイドが「この商品こそが世の中の人々が求めているものだ」と開発した商品を顧客に届けるビジネススタイルのことを言います。 】 (P.60)
これは新しい発見となりました! 「プロダクト・アウト」といえば、(どちらかというと)メーカーの独りよがりというネガティブなイメージでしたが、言葉の意味が新しく進化した感じに捉えることができました。 「マーケット・イン(内)」は誰でもできる。 もっと飛び出して、俯瞰的に、冷静に、未来的に、「プロダクト・アウト(外)」することが【企画】なのかなぁと思いました。


明日から使えるタグ

  • 人の理解を超えたところにあるのが企画です。 そして、一般の人に理解されないことを考え出して、それで、はじめてお金を得ることができます。
  • 整理とは、要らない物を捨てること。 整頓は、必要な情報をデータベース化して再活用できるようにすること。
  • 「情報」というのは、情報を集めるのではなくて情報が入ってくる仕組みを作ること。
  • 「儲かる」とは「信者」を作ること。 顧客が儲かるということが一番大事です。
  • 企画は、「心」から生まれる。


今週読んだ本(14)

朝10時までに仕事は片づける―モーニング・マネジメントのすすめ

今週観た映画(8〜9)

シーサイドモーテル [DVD]

ヒア アフターhttp://wwws.warnerbros.co.jp/hereafter/index.html