「スパイク!」経営 【247】
NO BOOK,NO LIFE!
読書によって、【営業力】と【企画力】を磨いていきます。
営業力とは事柄をうまく運営すること。 企画力とは楽しいことを計画すること。
■今日の一冊
【企画を打ちまくる】
■今日からやってみる
- 常に「次を仕掛けないと生き残れない」という問題意識と、「仕掛けるためには仕組みを強化しなければならない」という危機意識による仕掛けと仕組みの融合が、トヨタ式「スパイク!」経営を実現させてきたのだ。
- これから求められることとしては、「鮮度の良い情報が集まり続ける仕組みの強化」と、「情報から新しいビジネスモデルをつくり続ける仕組み」の二つが見えてくる。
- 新市場への進出は「市場の切り出し」による成長性がポイントだ。 化粧品メーカーの男性化粧品の投入や、マクドナルドの24時間営業のように、既存のコア・コンピタンスやインフラを大いに生かして、新たな市場の切り出しを実現し続ける必要がある。
■今日のグッときた
- 仕掛ける戦略と仕組む戦略、勝つ戦略と負けない戦略の両方があってこその企業進化であり、これこそ真のロードマップ戦略のフレームである。
- 仮説検証サイクルを回すためには、生活者が何を考え、どのようなことに困っていて、真に欲しているものは何なのかを知ることが求められる。 当たり前のことだが、市場を最も知る企業がいち早く仮説を立てて、市場の先回りができる企業といえる。
- 実は、どのステージでも敵は外だけにいるのではなく、常に企業の中に存在する。 これは、厳しい状況を恒常的に打破し得ない「企業遺伝子」の仕業。 この脆弱な遺伝子を変革することの重要性に気づき、自らを進化させようとする企業だけが安定ステージで生き残ることができる。
■今日のひとこと
【 常に新しい「点」を打ち続けるだけでなく、それを「線」にして「面」にするロードマップを描き続けることで、市場変化の先回りをし、新たな市場・事業を次々に創出していくことができるのだ。 】 (P.3)
色んな企画を受け持って回していると、確かに一本の線になってくる感覚が最近あります。(まだおぼろげながらではありますが) 自分が担当する仕事の範囲では、辿り着くであろう「本質」はきっとひとつなのかなぁとも感じます。 それとも発想が乏しいだけなのか・・・(汗) (子供のころによくやった)数字の書かれた点を結んでいくと線になり、やがては絵が完成する遊びのようです。 たくさん点がないと面は完成しないので、最終形を意識して【点】を打ちまくります!
■明日から使えるタグ
- ロードマップ戦略とは、仕掛ける戦略(=勝つ戦略)、仕組む戦略(=負けない戦略)のバランスにその本質がある。
- ロードマップは、その会社に勤めている社員にとって、なぜ自分たちが働いているのか、その答えが描かれている心のよりどころにもなる。
■今週読んだ本(37〜38)
■今週観た映画(33)