愛されるサービス 【168】

NO BOOK,NO LIFE!

bookmobileは旅を続けます。 本との出会いで成長していきます。


【サービスはゴールのないマラソンのようなもの】


愛されるサービス


究極の一文(この本どんな本)

【 サービスする側とされる側があくまで対等な立場に立ち、される側の願望を、する側が的確に読み取り、実行する。これが、私がサービスの基本中の基本と考える「フィフティ・フィフティの関係」なのです。 】


「バランス」という言葉が好きなのですが、まさに、この【50/50】というのはしっくりきました。
やり過ぎても、やらな過ぎてもダメ。 近すぎても、遠すぎてもダメ。 その繊細な力加減と距離感が、難しいけれど面白い。
なにごとも「パートーナーという関係」がいいのではないかと感じました。


お知恵を拝借(実行すること)

  1. 「このようにしたらお客さまは喜んでくれるだろう」と仮説を立てて、「先取のサービス」を提供すること。  サービスの目的は、お客さまに感動を与えることです。期待していること以上のサービスを提供した時に、初めてお客さまは感動するのです。 (P.43)
  2. 時に優秀な給仕役に徹し、時にハーモニーを響かせるエンターテイナーに変身する。  (P.27)
  3. 三つの能力(アンティシペイション・リコグニション・オペレーション)こそが、サービスを行う上での三本柱となります。  anticipation(事前予知力:お客さまのしてほしいことを察知する)、recognition(顧客認知力:お客さまのことをよく理解し、覚えておく)、operation(運営力:的確な時間に的確な料理・飲み物を出す) (P.73)


今回のMVP(Most Valuable Phrase)

【 わがままには応える、期待は超える 】


ぐっときた(DEEP IMPACT)

  • 「サービスには色気がないといけない」 魅力のある話し方、魅力のある立ち居振る舞い、そういうものを良いウェイターは身につけています。
  • サービスの良い飲食店というと、まずは、スタンダードなサービスができていることが大前提になります。当たり前のことを当たり前にやるということです。
  • トラブルは逃げたら負け。 「逃げることは負けることだ」と固く信じ、困難から二度と逃げないと決めたのです。サービスマンとして逃げない。

今週読んだ本(29〜31)

デザインの輪郭 榊原式シンプル思考力 「ビジネス書」のトリセツ