新・プラットフォーム思考 【159】
NO BOOK,NO LIFE!
bookmobileは旅を続けます。 本との出会いで成長していきます。
【ひとりでは生きていけない】
■究極の一文(この本どんな本)
【 プラットフォーム戦略とは、複数の関係するグループを、「場」あるいは「舞台」に載せることで、外部ネットワーク効果を生み出し、一企業という枠を超えた、新しい事業エコシステム(生態系)を作り出す経営戦略のこと 】
イメージしたのは、舞台や野球の監督。
決してオールスターのチームではダメで、異なる強みを持った個々の力を、ひとつの大きな力にする采配ができるような人。
そういう意味では、(悔しいけれど)巨人の原監督は新しいリーダー像といえるかもしれません。
■お知恵を拝借(実行すること)
- プラットフォーム創造のフレームワーク (1)社会の変化、規制緩和という大きな流れをとらえて不満を探す (2)ターゲットとなるグループを特定する (3)グループが活発に交流する仕組みを作る (4)キラーコンテンツを用意する (5)価格戦略を立てる (6)価格以外の魅力をグループに提供する (7)ルールを決めて管理する。 (P.51)
- 自分ができる最大限のことを提供する。 日頃から「これを話せば役立ちそうだ」という情報をある程度まとめておくこと。 (P.171)
- エバンジェリスト(宗教の伝道者=アライアンス担当)になる。 自社の製品やサービスの直接的な効用や、その製品の利用者が増えることでもたらされる未来の経済効果や生活の変化などをわかりやすく啓蒙する。 (P.134)
■今回のMVP(Most Valuable Phrase)
【 2つのテーマをかけ合わせれば、独自性が出てきます。 】
■ぐっときた(DEEP IMPACT)
- ゲーム機の場合には、ゲームが好きなユーザーというグループとゲームソフトを売りたいグループをゲーム機というプラットフォームに載せたわけです。
- 上司に仕事そのものの実力がないと、部下は上司に尊敬の念を抱かず、話を聞き入れてくれないのです。
- ベストプラクティスをチーム全員で共有する。 ベストプラクティスを競い合う仕組みを取り入れる。 変化に対応したノウハウをいち早く組織全体に浸透させなければ、好業績を保つことはできない。
■今週読んだ本(22〜23)