フィッシュボーンノート術 【139】
NO BOOK,NO LIFE!
一冊の本を一つの旅のように伝えます。新しい出会いによって少しずつ前進します。
【魚の骨の形にノートをとる】
■みどころ
- 【着眼大局 着手小局】 物事を大きな視点でとらえて、小さなことから実践する。 私たちは、ついつい目先にとらわれがちで、全体を見失いがち。その一方で、大きく見ているだけでは何も変わりません。 着実に実行していく「行動」は不可欠です。
- 問題解決の流れは、【問題→原因→課題→解決策】。 問題とは、「あるべき姿」と「実際の姿」のギャップ。 課題とは、私たちが取り組んでいくもの、取り組んでいかなくてはならないもの。「どんな解決策があるか」を検討すること。 原因が転じて課題となります。
- 【問題・原因系のフィッシュボーン】=なぜなぜ?フィッシュボーン。 頭(問題)、大骨(要因) / 【課題・解決系のフィッシュボーン】=どうするどうする?フィッシュボーン。 頭(課題)、大骨(手段)
■目的地
- 「フィッシュボーン」は、一本の線にすべての情報がつながる形になっています。ある情報の「情報全体」と、それを作る「部分の情報」を一瞬で視覚化できる。 / 「フィッシュボーン」であれば情報を、「分かりやすく構造化」し、かつ「見やすく視覚化」することができる。 / 「わかる」とは、「分ける」ことができるということ。「全体」から、うまく「部分へ分解」する。もしくは「部分」を「全体へ構築」することができれば、わかりやすさは増します。 / インプットした情報をうまく分類・整理するにはフィッシュボーンは最も適しています。
■標識
- 全体像、「分ける」、繰り返しとつながり、チャンキングとフッキング、頭と大骨
■急停車
- 魚の頭に企画案を置き、大骨に色のついたメガネをいくつか置きます。メガネをかけかえることで、視点を意識的に変えていきます。(P.165)
プレゼンの構成を考えるときに、本書のフィッシュボーンを使ってみたら、頭の中が整理できて、とてもタメになりました。
【色のついたメガネ】という発想も、今度使いたいと思います。
白メガネは「ピュアな心」、黒メガネは「ダークサイド」、赤メガネは「情熱的」、青メガネは「冷静」、黄メガネは「楽しく」、緑メガネは「エコ」・・・などなど。
まさに【色】んな【視点】ができそうです。
■新しい出会い
- フレームワークを活用する。(P.70)
- あまり難しく考えずに、いろいろな場面でフィッシュボーンを使ってみる。(P.157)
■今週読んだ本(149)