「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 【140】

NO BOOK,NO LIFE!

一冊の本を一つの旅のように伝えます。新しい出会いによって少しずつ前進します。


【たかがノート、されどノート】


「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)


みどころ

  • 【仕事を進める際の大原則はPDCAサイクル 計画(P)と実行(D)は多くの人が行っていると思いますが、点検(C)と改善(A)を行っている人は少ないかもしれません。しかし、仕事の生産力を上げるのに重要なのは、実はCとAなのです。実行したことや、その結果をメモし、うまくいかなかった場合は何が問題だったのか、次回はどのように改善していけばいいのか、そして、うまくいった場合には何がよかったのかを【記録する】ことがポイントです。 
  • 「予想(プラン)」「実行(タスク)」「結果」の3つのフェーズを同じページに追記していく。 1つのプロジェクトに対して書くページの場所を決めておく。同じプロジェクトの記述をあちこちに書くのではなく、最初に書いたページに、どんどん追記していきます。
  • ノートに記録した情報を活用するためには、あとで特定の記述を引っぱり出す必要がありますが、そのときに付箋をインデックスとして利用する。 (1)日付付箋・・・締め切り日とタスク (2)しおり付箋・・・今使っているページ (3)インデックス付箋・・よく参照する過去のページ 


目的地

  • ノートは仕事で三冊使う。(1)メモノート(2)母艦ノート(3)スケジュールノート / 社会人のノートは【忘れる】ために使う。あとで活用する【記録】として書く。 / 記憶だけでなく、「記録」を取っておくことで経験は確実にためられる。 / ノートを使った仕事術は、ノートに【経験】をためることがポイントです。 仕事から学んだ気づきや、仕事の進め方の「予想」と実際の「結果」などを記録することで、ノートには自分固有の経験値がどんどんたまっていきます。 自分の経験値は貴重であり、無駄にしないで次回のワークに活用することができれば、仕事の生産性は必ず上がります。


標識

  • 忘れる、記録、経験値、予想と結果、「何を持って帰るか」、1コンテンツ1ページ


急停車

  • ビジネスパーソンにとって読書とは、読んだ本の情報を覚えることではなく、自分の仕事に活用するためにあります。 内容をまとめる必要はありませんし、自分がどう感じたかを論じる必要もありません。(P.173)


【人は忘れる生きもの】だと考えているので、だれもが言っているような、どの本にも出てくるような、当たり前の原理原則でさえも、無意識レベルまで自分に落とし込むために、読んだ内容は「書いて」まとめています。
自分が感じたことも、【忘れない】ためにブログを活用しています。
でもやっぱり、実際に、【使わないと意味がない】ので・・・(本書はいいキッカケとなりました)
このbookmobileも、「自分が実行すること」にフォーカスしたものに来年から変えていこうと思います。
それでは、よいお年を!
  


新しい出会い

  • あらかじめ何でもできる空白の時間帯を予定に組み込んでおく。(P.151)
  • 移動しながらアイデアを出す。乗り継ぎで電車を降りる瞬間にメモノートの課題を見る。(P.91)
  • コーネルメソッド(議事録、調べることなど、要点)を会議ノートに応用してみる。(P.106)

今週観た映画(55〜57)

ウォッチメン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] デュプリシティ [DVD] ヤッターマン “てんこ盛りDVD”