超「超」整理法 【187】
NO BOOK,NO LIFE!
bookmobileは旅を続けます。 本との出会いで成長していきます。
【分類するな。ひたすら検索せよ】
■究極の一文(この本どんな本)
【 「検索」ということにそもそも興味を持たず、利用しようともしない人の情報力は、数十年前と変わりがない。 だから、絶大な情報力格差が生じることになる。 重要なのは、考え方ややり方を変えることだ。 「知りたい」と望むかどうか、そして「検索力」を磨くかどうか、それだけである。 】
職場でも・・・20代の人は、なんでもすぐその場で調べる。「検索」への抵抗感がないというか、技術の便利さを知っているというか。
検索の技術がこれからは大事なのは分かります。 しかし、検索力を磨くことよりも先にやることがあるのではないか。
それは・・・興味や問題意識といった高感度アンテナを立てることではないでしょうか。
■お知恵を拝借(実行すること)
- 検索を制するものは知を制す。 われわれはいま(たぶん、人類の歴史上初めて)、本当に「知的」と言える作業にだけ集中することができるようになった。 (P.134)
- (1)重要なデータは、メールで自分宛に送るか、オンライン収納する。(2)将来、機械が自動的にやってくれることを、いま一生懸命に努力して身につけても、無意味である。 第一は、データを自分で抱え込まないことだ。 第二は、「どのような能力を磨くか」についての見極めである。 (P.20)
- 思い出はPDFで残そう。 愛着があるのは実物そのものではなく、それに付随している思い出だ。それなら、写真をとって、実物は捨てればよい。 (P.124)
■今回のMVP(Most Valuable Phrase)
【 求めよ、さらば與(あた)へられん。 尋ねよ、さらば見出さん。 門を叩け、さらば開かれん 】
■ぐっときた(DEEP IMPACT)
- 「問題の設定」「仮説の構築」、そして「モデルの活用」。これらは、いずれもウェブからは得られない。 したがって、新しい時代における知的労働者の最重要課題は、この三つを実行しうる能力の確保だ。 知的作業の成否は、この三つによって決まる。
- 日本企業の価値はグーグルの百分の一。 この原因は、「日本人が大組織の中で能力を発揮できる機会を与えられていないことにある」と考えざるを得ない。 とくに、知的労働者が搾取されているのだ。
- 醜いより美しいほうがよい。 しかし、問題は、美しさを維持するためには、手間暇が掛かることである。 そうしたコストをかけてまで美しくする必要があるかどうかは、多くの場合に疑問だ。
■今週観た映画(27)