するどい「質問力」! 【131】

NO BOOK,NO LIFE!

一冊の本を一つの旅のように伝えます。新しい出会いによって少しずつ前進します。


【質問は攻撃、回答は守備】


するどい「質問力」! 図解問題を1秒で解決する


みどころ

  • 【「仮に・・・だとしたら?」で、まず「相手の立場」を表明させ、逃げ道を断つ】 / 「一貫性の法則」 (いったん表明した立場と一貫した行動をとろうとする)で逃げ道をなくす。
  • 「そもそも質問法」が脱線を防ぐ。 (1)議論が必要か(2)議論の立て方が最善か(3)定義は明確かをチェック。
  • 「大勢への質問」はクローズド・クエスチョンを使う。 そして、挙手した人の中から一人を指名して一対一の関係に持ち込み、今後は「5W1H」を使ったオープン・クエスチョンで質問する。 最大のポイントは「関心を集中させること」 


目的地

  • 質問は、常に目的をもって行わなければなりません。 / 人間は「人の考えに従って動くことは」は大嫌いですが、「自分の考えに従って動くこと」は大好き。質問は「人を動かす力」になる。 / 「質問を切り出すとき」は、さりげなく聞くか、するどく切り込むか。 まず質問をする「承諾」をもらうための質問をする。先に「自分を開示」して警戒心を解く。 相手の責任を追及したいような場面では、前置きは一切不要。


標識

  • 教えを請う姿勢、好意を獲得する、返報性の法則、立場の転換法、争点整理、HOW・WHAT・WHY


急停車

  • 私たちは、自分を尊重してくれる人に対して好意を抱きます。 「自分を尊重してくれている」と相手に感じてもらうことは、相手が聞いてもらいたいことに関する質問をする。(P.34)


自分でも嬉しいのは、「こんなとき、どうしました?」とか「なにか、ないですかね?」というような武勇伝や経験談を求められるときです。 ちょっと自慢もできるので。(笑)
聞いてきた相手も、解決策を探しているので(恐らく)少しくらいの自慢なら耐えられるはず。
ところが・・・こちらから聞いていないのに、求めていない場面なのに、「昔は・・・」とはじめてしまう人がいますよねー(しかも長い)
自分から【昔話】をするのは、グッと我慢しよう。
  


新しい出会い

  • 相手が自分の意見を言いたいのかもしれないのです。そのようなときに自分の意見を滔々と述べるのではなく、すぐに相手に「どうお考えですか?」とボールを投げ返してみる。(P.35)
  • 巧みな「誘導尋問」。 大事な【前提】を省略する。(P.136)

今週読んだ本(140〜141)

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス) 年収が10倍アップする!フィッシュボーンノート術