レバレッジ・マネジメント 【246】

NO BOOK,NO LIFE!

読書によって、【営業力】と【企画力】を磨いていきます。
営業力とは事柄をうまく運営すること。 企画力とは楽しいことを計画すること。


今日の一冊

【レバレッジをかけた営業】


レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』


今日からやってみる

  • 「経営者思考に必要なスキル」 (1)考える時間を確保する (2)自分の力で現状を打破する内部要因思考 (3)聞く耳を持ち、良いことは実行する素直さ (4)細かいことをいちいち考えずに自動操縦できる無意識化 (5)やらないことを決められる (6)時代のうねりを見る (7)一度の成功を二度、三度と繰り返すための再現性
  • 営業活動、ブランド、組織づくりに、心理学は欠かせない。 人の気持ちはすべてのビジネスにつながってくるのである。 その意味で、経営者は心理学を学んでおくに越したことはない。
  • ランチのみならず、ディナーでも飲み会でも単なるお茶でも、「外部とのつながりを持たない経営者は危険信号」である。 思考法や新しい情報、これまでに考えられなかったようなノウハウは、外部の新たな人に求めたほうがよい。


今日のグッときた

  • 人間が意識的に行動していることは5%に過ぎず、残りの95%は無意識の行動であるという。 できる限り無意識化・習慣化し、あまり深く考えずに行動できるように持っていく。 矛盾するように感じるかもしれないが、無意識化するためには、まず意識しなければならない。 無意識化することで、新しいことをしようという余裕も出てくる。
  • 売り込まなくても売れる仕組みを作る。 これが営業における経営者の仕事だ。 経営者が押さえるべきレバレッジ営業のキーは三つある。 (1)営業の道を拓くような優良顧客を獲得すること (2)手離れが良い仕組み(誰が売っても売れる状態)を作ること (3)心理学の達人になること
  • ケアという意味ではトップの20%だが、仕組み化については中間の60%の人に対して重点的に行い、誰もが成果を出せるようにフォローすることも欠かせない点だ。 どんなによい組織でも、下の20%は存在し続けるものだ。


今日のひとこと

【 仕事の大部分は社員に任せられるものだが、「考え、意思決定する仕事」と「次のリターンを生むタネ作り」だけは、経営者以外にはできない仕事である。 】 (P.25)
今、「営業」から離れて「企画」寄りの仕事をしていますが、振り返ると・・・営業のときは【新しいネタを考える】時間を取れていなかったなぁと反省しています。 営業で一歩突き抜けるには、(経営者でなくても)「少し立ち止まって考える」ことは必要だと思います。 「営業」は、一日の激流をなんとか下り通すラフティングのようなもの。 「企画」は新大陸を目指す航海のようなもの。 アクティビティは楽しいのでやりたくなってしまうのですが、自分の今の役割(乗ってる船)を考えて、船をしっかり操縦したいと決心した今日この頃です。


明日から使えるタグ

  • 景気が悪いということは、自分が儲からない「原因」ではなく、みんなに共通の「条件」なのだ。(藤田田
  • 経営者にしかできない、経営者がやるべき仕事とは、本質的に考え、意思決定することである。
  • 「考えないから時間の余裕がない」
  • 経営者がやるべきことを決めるとは、「やらないこと(劣後順位)を決める」ということでもある。
  • 「運が良い・悪い」とは、気づくか気づかないかの差

今週読んだ本(36)

ビジネスプラン策定シナリオ―事業化に成功するための10のステップ 高い志、緻密な仕組み・仕掛けをロジカルにまとめる (かんきビジネス道場)

今週観た映画(32)

『アンダルシア 女神の報復』
http://www.andalucia-movie.jp/