小さな会社★社長のルール 【244】

NO BOOK,NO LIFE!

読書によって、【営業力】と【企画力】を磨いていきます。
営業力とは事柄をうまく運営すること。 企画力とは楽しいことを計画すること。


今日の一冊

【営業は個人でやらない】


小さな会社☆社長のルール


今日からやってみる

  • 経営の本質は「まず経営の源になるお客をつくり出し、次にそのお客を維持しながら、お客の数を多くしていくこと」。 お客を出発点にした「お客起点の発想」を基本に置くことが正しい判断となるのです。
  • 市場占有率で1位を目指さなければならない。 利益性をよくするためには、とにかく営業地域で1位になることを目指すのです。
  • 戦争をする場合は、まず戦場の情報をしっかりと集め次に補給のやり方を細心の注意を払って検討しなければなりません。 そのうえで、どこを中心の戦場にし、戦略の範囲をどこまで広げるかを慎重に決めるのです。


今日のグッときた

  • 営業における戦略と戦術の違いをきちんとつけることができるでしょうか。 戦術だけを営業と考えて、大事な決定も販売係にまかせていなかったでしょうか。 戦術は戦略に従うという大原則があります。 戦術を教育する場合、戦略の内容と完全に一致させておかなければいけません。
  • 業績の98%は社長一人の戦略実力で決まる。 社長の戦略実力を高めないで、業績をよくする方法はない。
  • ウエイト付けは大切で、経営を構成する中心的な要因にそれぞれウエイト付けがされていないと、社長はもちろん従業員も「どれが最も大事な仕事になるのか」さっぱりわからなくなっていまいます。


今日のひとこと

【 86%を占める「広い意味での戦略」が根本的に間違っていると、いくら戦術のレベルを高めても限界のあることが見てとれる。 】 (P.217)
とにかくなにかしら【1位を取ること】を目標にし、それを達成する戦略は将軍が決定しなければいけないということがよく分かりました。 大きな会社になればなるほど、実は弱者なのに(そこにまず気付かないし)、地域や客層を絞れない。 大きくなってしまったがゆえに、みんなにいい顔をしてしまうので広く浅くなってしまうのでしょうか。 ビールは一番搾り、もとい【営業は一番絞り】で行きましょう。


明日から使えるタグ

  • 全社的な目標の正しい定め方は、1位づくりである。
  • 社長は、会社の将軍、戦略家であれ。
  • 戦略は、「将軍の術」
  • 戦略とは、「戦う知恵」
  • 経営戦略とは、「全社的な経営競争の勝ち方、またはそのルール」
  • 戦術は、「掃除を専門にする人」
  • 戦術は、「兵士の術」

今週読んだ本(34)

プリンセス・トヨトミ (文春文庫)

今週観た映画(30)

カールじいさんの空飛ぶ家 [DVD]