コンサルタントのリセット仕事力 【232】

NO BOOK,NO LIFE!

読書によって、【営業力】と【企画力】を磨いていきます。
営業力とは事柄をうまく運営すること。 企画力とは楽しいことを計画すること。


今日の一冊

【リセットの春】


38歳からの棚おろし コンサルタントのリセット仕事力


今日からやってみる

  • 彼ら(イチロー貴乃花ホリエモン)に共通しているのは、自分が「こうするべきだ」と思ったことは、どんなに周囲が批判しようと意に介さないことである。 いわば彼らは「ポリシーのある天の邪鬼」と言えるのだ。 行動を起こすべきである。 リスクをとってでも、ポリシーのある天の邪鬼になるべきなのだ。
  • それまでとは意識を根本的に変えなくてはいけないことがある。 それは「会社から給料をもらっている」という意識から、「自分の力で会社の利益に貢献していく」という意識への転換だ。 フォロワーから完全なるリーダーへの視点の転換だ。
  • 夢をビジョンを語る力を磨くうえで、大切なのは、「どうやるか」の前に「なにをやるか」を考える習慣をつけることである。 これからリーダーを担うことになる38歳世代は、「なにをやるか」を考えることを習慣づけて欲しい。


今日のグッときた

  • 38歳という年齢は、ビジネスパーソンにとって「ラストチャンス」である。 その後の人生は、38歳のリセットレベルで決まる。 ここで、心のリセット、仕事のリセット、人生のリセットをしないと、後は惰性に流された密度の低い時間だけが過ぎることになる。 38歳前後でこの本を読んでいる人は、「いま考え、いま動き、いま変える」ことがとても重要なのだ。 38歳世代は、逃げ切ることはできない。 それどころか社会や企業の中枢を担うころが、まさしく日本経済にとって本格的に正念場の時期にあたるはずだ。
  • 主体性の定義を「責任と価値づくり」としている。 責任とは、会社の利益に貢献することであり、価値づくりとは、会社、そして社会の未来を創る仕事をすることである。 38歳に求められているのは、この責任と価値づくりを実現していると自他ともに認めるリーダーへの変身である。
  • 探究心の差が、くたびれた40代になるか、元気な40代になるかを分けるのだ。 部下から「あんな生き方はしたくない」と思われるか、「自分もあんなふうになりたい」と思われるかの分かれ目となるのである。


今日のひとこと

【 いまある状況に満足しないこと。 何歳になっても心の中に避雷針を設けないことが、自分のところに雷を呼び込む条件となる。 雷に打たれよ! そして、ルビコン川を渡る決断を! 】 (P.87)
この本をプレゼントされた時が、まさに38歳。 (雷ドォーン) プレゼントされた場は、1年前に参加すべきか悩んだ末に挑戦を決意した研修。 避けないで本当によかった。 この本が、暗黒の冬の終わりを告げる春雷になりますよう。 さあ、4月からリセットしますよ!


【 瞬間を凝縮して生きる。 短期・中期・長期で最も大切なのは、実は短期だ。 長期は中期の積み重ねであり、中期は短期の積み重ねで、短期は日々の積み重ね。 日々は、瞬間の積み重ねだからだ。 過去と現在と未来は、すべてつながっている。 】 (P.207)
首位打者を獲った内川選手(福岡ソフトバンク)が、バットを振る前から手に力が入っているとボールに当てる瞬間に力が入らないと言っていたのを思い出しました。 瞬間の積み重ねを意識する。 普段の構えはゆるーく、大事なインパクトに全てをかける。


明日から使えるタグ

  • リーダーシップは、『ビジョンシップ(仕掛ける力:チームとしてなにを目指すのか、夢とビジョンを明確に示す力)』と『マネジメントシップ(仕組む力:夢とビジョンを実現するために、組織をマネジメントしていく力)』
  • 夢とは、「自分たちは将来こうなっていたいという想い」のことであり、 ビジョンとは、「その想いをより具体的な形に落とし込んだもの」のこと。
  • 夢なくしてビジョンはなく、ビジョンなくして戦略はなく、戦略なくして計画はなく、計画なくして管理はない。
  • 人は、よく目的を忘れる。
  • 人を動かす原動力は、主体性に満ちた「QUEST(探究)」だ。
  • 「期限内に市場で1位か2位になれない事業は撤退する」(ジャック・ウェルチ

今週読んだ本(19)

アリアドネの弾丸

今週観た映画(14)

イエスマン “YES”は人生のパスワード 特別版 [DVD]