非論理的な人のための論理的な文章の書き方入門 【225】

NO BOOK,NO LIFE!

読書によって、【営業力】と【企画力】を磨いていきます。
営業力とは事柄をうまく運営すること。 企画力とは楽しいことを計画すること。


今日の一冊

【企画を通すために論理的な文章を書く】


非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門 (ディスカヴァー携書)


今日からやってみる

  • 自分の考えたことを文章にして、読者に間違いなく伝えるには、クイズ文という『問題・結論・理由』という形式に従った文章を書けばいい。 なぜなら、この形式は、読者と一つの問題形式を共有し、かつ、読者を一つの結論に導くためのものだからだ。
  • ディベートの形式(問題・結論・理由・想定される反論・反論の反論)を踏まえて文章を書くと、考えを進展させ、より考えの深まった文章を書くことができる。
  • 文章完成に向けてすべきこと。 文章に説得力を持たせるには、(1)資料の裏付けをとる(2)反論に備える


今日のグッときた

  • 感想に対して論理的に反論するのは無理があります。 一つに決まらないはずの感想をあえて一つに決めようとするのですから、正しい議論にはなりません。
  • 「問題」駅から「結論」駅へ向かう電車が「理由」。 この電車は、論理という線路の上を進みます。 論理から脱線しないようにうまく運転することが求められます。
  • 一つの文章中に、理由の数は多くない方が、論旨はすっきりします。 反対に、理由を支える証拠は、豊富であればあるほど、論の説得力が増します。


今日のひとこと

【 議論の中では、個人の主観的な感想を言っても有利になりません。 】 (P.121)
考えの伝わる文章が「背景の説明→問題→結論→理由」という流れを追うということは、背景の説明が分析結果で、問題が仮説、結論がありたい姿、理由が検証結果ということになるでしょうか。 最近、議論をする機会が多いのですが・・・「感想(主観)」を述べた瞬間に“突っ込み総攻撃”にあうので、「事実を述べる」と「思いますと言わない」の2つを意識しています。


明日から使えるタグ

  • 日記文とは、主観(感想)を含み、言いたいことを複数盛り込んである。 クイズ文とは、主観を排し、一つの考えを確実に伝えようとする。
  • 日記文は反論できない。 クイズ文は反論ができる。

今週読んだ本(8)

徹底のリーダーシップ

今週観た映画(5)

ソーシャル・ネットワーク』 http://www.socialnetwork-movie.jp/