プレゼンテーション Zen デザイン 【224】
NO BOOK,NO LIFE!
読書によって、【営業力】と【企画力】を磨いていきます。
営業力とは事柄をうまく運営すること。 企画力とは楽しいことを計画すること。
■今日の一冊
【企画とはデザインすること】
■今日からやってみる
- 人間は一度にほんのわずかな内容しか理解することができない。 従って、大量のテキストや複雑な図が載ったスライドをいきなり映し出すのは逆効果である。 「ビルド」機能を使う。 数分にわたってスクリーンに一つずつ要素が付加され、聴衆の目の前でテキストや図表が組み立てられていく。
- 『見せる→話す』ではなく『話す→見せる』という順番で情報を提示せよ。 こうすれば、あなた自身がプレゼンテーションを自由に操ることができる。 そして重要な新情報はすべてあなたの口から出てくるという印象を聴衆の心に植え付けることができるのだ。
- 非対称なビジュアルにおいて、余白は中心的な役割を果たしている。 余白があるからこそ、各要素がバランスを保ちながら互いを引き立て合うことができるのだ。 さまざまなサイズ、ウェイト、色などを持った要素を非対称的に配置することによって、見る者の視線を効果的に導くことができる。
■今日のグッときた
- 墨絵に学ぶ教訓。 表現力を増すために必要なのは引き算である。 濃淡をうまく使い分けることは、明快さとコントラストを生み出す上で重要である。 不要な細部を省き、物の本質を浮き彫りにしよう。
- 人は視覚的な生き物である。 画像を使った場合、テキストに比べて認識率は倍増する。 情報を耳で聞いた場合、3日後には10%しか記憶に残らない。画像を加えれば、記憶の定着率は65%に跳ね上がる。
- 「いいデータには物語がある。 しかし、その物語を伝えられるかどうか。 そして聴衆の心に響くような形で物語を提示できるかどうかは、プレゼンターの手腕にかかっている」
■今日のひとこと
【 デザインとは、他人の人生を支援をしたり、改善したりするためのソリューションを生み出すことである。 素晴らしいデザインには世界を変える力がある。 】 (P.22)
【 デザインの目的は、明確性を高め、証拠を示し、人々の心をつかみ、ストーリーを語ることである。 】 (P.271)
デザイン・デザイナーというと図や絵を描くことのイメージが先行して、少し身構えてしまっていました・・・しかし、本来の意味は【立案する、計画する、企てる、志す】ということで、すごく「デザイン」に対して興味が湧きました! プロジェクト全体の設計図を描いたり、ものごとの本質を捉えて分かりやすく伝えることも「デザインする」ということになるでしょう。 今年は「デザイン」について勉強しようと思います。
■明日から使えるタグ
- デザインとは、できるだけ無駄なくシンプルに物事を明らかにすることである。
- 物語は、互いに拮抗する力や、解決されるべき問題を必要としている。
- プレゼンテーションは、「グランス・メディア(ちらっとみるだけのメディア)」だ。
■今週読んだ本(7)
■今週観た映画(4)