ロジカル・プレゼンテーション 【221】

NO BOOK,NO LIFE!

読書によって、【営業力】と【企画力】を磨いていきます。
営業力とは事柄をうまく運営すること。 企画力とは楽しいことを計画すること。


今日の一冊

【企画を論理的に通したい】


ロジカル・プレゼンテーション―自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」


今日からやってみる

  • 縦の論理(本当にそうなの?)では、「求められれば細かくできる」状態に自分を鍛えておくことが大事である。 横の論理(それだけなの?)では、「できるだけ広く細かい」状態が作り出せるように自分の頭を鍛えておくことが大事である。
  • 主張が論理的に正しいからといって、相手が納得するとは限らない。 要求されていない答えをいくら必死に説明しても、相手の疑問に答えないかぎり、相手はとうてい納得しない。 まず、相手の疑問を知る(論点を出す)。 次に、その疑問に対して答える(仮説を検証する)。
  • 主張したいメッセージ(最も伝えたいこと)をもとに、ファクトにあう「オブジェクト」(グラフ、イラスト、テキスト)と論理にあう「レイアウト」(連関図、フロー図、樹形図、テーブル図)を組み合わせてチャートにする。


今日のグッときた

  • ビジネスの世界では、思っている以上に、企業や部門によって人の価値観や考え方は違う。 このような状況下で、自分の意見を提案して通すためには、言いたいことを論理的に筋道を立てて説明することが不可欠だ。
  • 相手に理解される並べ方にするには、示唆を必ず含める。 なぜかといえば、そもそも示唆とは、相手の論点に答える、すなわち「相手の疑問を絞り込み、次の行動につなげる」という意味合いをもったメッセージだからである。 自分のアウトプットに責任を持つ、つまり提案の内容について品質保証をすることにもなる。  
  • 「論点なき仮説、仮説なき検証は意味がない」


今日のひとこと

【 提案とは、通さなければ通らない。 提案が通らないことを前提に発想すれば、自分が何を努力すればよいかという視点で前向きに物事を発想するようになり、自己の能力に磨きをかける原動力となる。 】 (P.35,37)
半年かけてチーム単位の商品企画(メンバーは全く違う部署の人たちで構成され、企画のアウトプットは来月)に取り組んでいますが、まー見事なまでに自分の提案が通りません・・・(涙) 論理的思考力と伝える力の無さを痛感しています。 が、同時に、提案をしまくることが自分の能力測定且つ能力改善になるのではないかという気付きを得ることができています。 プレゼンをメンバーで分担するからストーリーがまとまらないことと、自分の提案がメンバー全員には通らないことを考えると・・・ 「企画はチームでやるものではない」とも感じています。(なかなか難しい)


明日から使えるタグ

  • 提案とはそもそも、こちらが頑張って通さなければ、通らないのがふつうなのだ。
  • 提案力があるとは、まず適切に物事を考えること、次にそれを相手に適切に伝えることである。
  • 「論理的とは、縦(因果関係)と横(MECE)がちゃんとつながった状態」
  • 論点とは、相手の意思判断に影響を及ぼす判断項目、相手の知りたいポイント

今週読んだ本(1〜2)

新・中国若者マーケット 30代で年収3000万円を実現した300人に聞いた!稼げる人 稼げない人

今週観た映画(1)

食堂かたつむり プレミアム・エディション [DVD]