事業戦略のレシピ　【220】

NO BOOK,NO LIFE!

読書によって、【営業力】と【企画力】を磨いていきます。
営業力とは事柄をうまく運営すること。　企画力とは楽しいことを計画すること。

■今日の一冊

【戦略の伴った営業をする】

■今日からやってみる

戦略策定の４ステップ　（１）現状分析（自分のこと、外のこと）　（２）戦略オプション策定（いろいろな作戦）　（３）オプションの評価・絞り込み　（４）計画・アクションへの落とし込み
現状分析において最も重要なことは、常に「目的」を明確に意識し、その「目的」に向かって分析を進めていくことだ。　「目的」とは、言うまでもなく「戦略の策定」、つまり「優位性を創造、確立し、強化していくためのシナリオを作ること、そのための選択と集中を明らかにすること」である。
戦略オプションは、「成長オプション」「脅威への対応オプション」「強化すべき強み・補強すべき弱みのオプション」の三つの切り口で検討していく。

■今日のグッときた

現場を知らない人たちが勝手に作ったものであってはならない。　本社から現場の第一線までが膝を付き合わせ、互いの知恵・知識、そして“想い”を結集することが大事なのである。　こうしたプロセスがないまま「美しすぎる戦略」を描いても、笛吹けど踊らずの状態に陥る。
差が生まれるのは、同じ分析結果を見たとしても、それをどう「解釈」するか、それを見てどう「考える」か、という点だ。　特に、「逆に読む」「ちがった角度から考えてみる」「なぜそういう結果になっているか」ということを考えることが大切だ。
ビジネスモデルとは、「誰から、何の対価として、どのように対価を取るか」ということである。　ビジネスモデルの観点から成長オプションを考える上では、対価を得る相手を変える、お金を得るために提供するものを変える、対価の取り方を変える、といった三つの視点が考えられる。

■今日のひとこと

【　戦略実現で最も重要なことは、「愚直なまでにPDCAを繰り返すこと」である。　具体的には、進捗のモニタリングと、現場での改善、戦略の軌道修正が欠かせない。　】　（P.252）
戦略のフレームワークはたくさんありますが、まずは基本を押さえつつ、分かりやすく一つにまとめないといけないなぁと感じました。　【自分専用の金型】といったものを。　とにかく現場で実際に金型を使ってみよう。　そして試行錯誤を経て、金型のバリエーションを増やしていこう。

■明日から使えるタグ

「戦略」とはそもそも自らを「際立たせる」ことである。
戦略とは、優位性を強化、拡大していくための「設計図」であり、「シナリオ」でもある。　別の言い方をすれば、どの土俵で戦い、どのような陣立てをもって、どのようなスピードで、勝者となっていくのかの「青写真」とも言える。
戦略とは、「資源配分の優先順位、力点の置き方の枠組み」

■今週読んだ本（108）

■今週観た映画（60）