佐藤可士和のクリエイティブシンキング 【219】

NO BOOK,NO LIFE!

読書によって、【営業力】と【企画力】を磨いていきます。
営業力とは事柄をうまく運営すること。 企画力とは楽しいことを計画すること。


今日の一冊

【創造的な考え方で企画をする】


佐藤可士和のクリエイティブシンキング


今日からやってみる

  • クリエイティブマインドを磨くための方法の中でも、僕が最も重要だと思うのは、「そもそも、これでいいのか?」という疑問を抱くことです。 つまり、過去の慣習や業界の常識といった“前提”を疑う気持ちがないと、物事はダイナミックに変化していかないだろうと思います。
  • 相手の言わんとする本意をきちんと聞き出すスキル、いわば“問診力”を鍛えることです。 問診の際に欠かせないのが、“思考の情報化”というプロセス、“頭の中の考えを言語化する”という作業です。
  • うまく本音を引き出そうと思ったら、“仮説をぶつけてみる”ことが一番でしょう。 カメラのピントを徐々に合わせていくような感じです。 なかなかピントが合わない場合は、思い切って極論を言ってみるのもひとつの方法です。


今日のグッときた

  • 全く別々の事象を的確につなげることは、モノの本質つかむ絶好のトレーニングになります。 視点を変えて再解釈することで、本質が浮き彫りになるという見立て(あるものを別の何かになぞらえて見る)の行為自体が、非常にクリエイティブだと思います。
  • 日本では企業が良い商品を作ったとしても“単発的”になってしまうことが多く見受けられます。 それに対し欧米では、ブランドストーリーやコンテクストという概念がとても大事にされています。
  • 「外見と中身を分けて考えている人がいるが、外見は一番外側の中身なんです」(コラムニスト天野祐吉) 中身の考え方を正しく表に表せているものが、デザインされたものということなのです。


今日のひとこと

【 昔に比べて、情報へのアクセスが容易で何でもすぐに手に入る現在は、かえってワクワクしたりドキドキしたりすることが減っているように感じることも少なくありません。 そのような状況の中で僕は今、時代のキーワードは“リアリティ”だと思っています。 リアリティをつかむために大切だと思うことのひとつは、「人間の根源的な部分に訴える」ということです。 】 (P.64-66)
メールや携帯が当たり前すぎて、楽(ラク)しすぎている感があります。 微妙につながっているから“逢いたい”という気持ちも希薄になったり、待ち合わせのときの“ドキドキ”も無くなりつつあります。 まだピュアだった(汗)ときの感覚であったり、子供の頃の思い出といったものにこだわるのもいいかもしれません。 遠足で手をつなぐとか、ロッカーの手紙とか、帰り道の告白とか・・・ デジタルよりもアナログ。 そして、労を惜しまないこと。


明日から使えるタグ

  • 「人間同士はたやすく分かり合うことはできない」
  • プレゼンテーションは説得の場ではありません。 仕事を一緒にやっていく人たちの共感を得る場だと思っています。

今週読んだ本(106〜107)

ムダな仕事はもう、やめよう! 中国13億人にいま何を売るか (青春新書インテリジェンス)

今週観た映画(59)

『仮面ライダー オーズ&ダブルfeat.スカル MOVIE大戦 CORE』 http://ooo-w.com/story/index.html