プレゼンテーション zen 【213】

NO BOOK,NO LIFE!

読書によって、【営業力】と【企画力】を磨いていきます。
営業力とは事柄をうまく運営すること。 企画力とは楽しいことを計画すること。


今日の一冊

【聴いている人に苦痛を与えない営業をします】


プレゼンテーションzen


今日からやってみる

  • プレゼンテーション改善の特効薬 (1)スライドはあなたの言葉をそのままなぞったものではなく、それらの言葉を効果的に演出するものでなければならない。 (2)安っぽい画像を使ってはならない。 (3)オーバーラップや回転といった変化を画面に加えることはやめること。 (4)文書<配布資料>を作成すること。
  • プレゼンテーションの初期段階で最も大切なのは、コンピューターの前から離れることである。 プレゼンテーションを企画する前には、まず全体像を見渡し、いくつかの中心的なメッセージを特定する必要がある。 意識的に心の静寂を作り出さなければ、こうした作業をこなすのは難しい。
  • デザインの一般原則 (1)シグナル/ノイズ比 意味のある情報の比率を高くする。 (2)画像優位性効果 ビジュアル志向でいく。 (3)余白 (4)コントラスト (5)反復 (6)整列 (7)近接


今日のグッときた

  • 「ビジュアルは言葉より記憶に残りやすい。 しかし、ほとんどのスライドにおいて、いまだに箇条書きが主流になっている。 それらは通常、何のメリットもない」 プレゼンターが話しているのと同じ情報を文字という形でスライドに映し出すことは、むしろメッセージの妨げになることにも、そろそろ気づくべきだ。 
  • スライドはスライド、資料は資料である。 両者は同じものではない。 二つを混ぜようとすれば「スライデュメント」が出来上がる。 プレゼンテーションには3つの要素(スライド、メモ、配布資料)があることを念頭に置いていれば、そんなに多くの情報をスライドに載せる必要は感じないはずだ。
  • デザインとは最後に付け足すものではなく、初めから存在しているものだ。 情報を整理し、メッセージを分かりやすくする方法であり、説得力を高める手段でもある。 デザインは「足し算」というより「引き算」である。


今日のひとこと

【 プレゼンテーションは、自分自身や会社、そして自らの信条を際立たせ、まわりに差をつけるチャンスである。 それなのに、なぜみんなと同じような解決やパフォーマンスに終始してしまうのか? あなたにも想像力はある。 】 (P.57)
特に社内の会議では、皆が同じフォーマットを使うため、退屈極まりないプレゼンテーションの連続によって、まるで拷問を受けて耐えているような光景が広がってしまいます。 プレゼンターは聴衆の時給×人数分の『公演料』をもらっていると意識しなければいけません。 スライドに何でも詰め込まない、そして、「遊び心」を入れて楽しいものにしよう。


明日から使えるタグ

  • プレゼンテーションとは、感情を伝えることである。 (セス・ゴーディン)
  • コミュニケーションとは、他人に自分の観点を取り入れさせることである。
  • 簡素とは、最小の手段を用いて最大の効果を達成することである。 (カワナ・コウイチ)

今週読んだ本(93〜94)

中国で儲ける―大陸で稼ぐ日本人起業家たちに学べ 悪人(上) (朝日文庫)

今週観た映画(51〜52)

かもめ食堂 [DVD] アイアンマン デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]