スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン 【212】

NO BOOK,NO LIFE!

読書によって、【営業力】と【企画力】を磨いていきます。
営業力とは事柄をうまく運営すること。 企画力とは楽しいことを計画すること。


今日の一冊

【営業は、製品ではなく、夢を売ろう】


スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則


今日からやってみる

  • 圧倒的な力と魅力で自分のアイデアに賛同してもらうための第一歩は、ストーリーを作ること、話の流れを作ることだ。
  • 生き生きとしたプレゼンテーションとするため、以下の9要素からなるべく多くを取り入れる。 (1)ヘッドライン、(2)パッションステートメント、(3)3つのキーメッセージ、(4)メタファーとアナロジー、(5)デモ、(6)パートナー、(7)実例と推薦、(8)ビデオクリップ、(9)小道具・実物
  • 会社・製品・サービスなどのビジョンを一文で表すヘッドラインを作ること。 効果的なヘッドラインとなるポイントは、簡潔であること、具体的であること、受け手自身のメリットを示すことだ。
  • データは具体性・意義・文脈性が大事である。 数字を、聞き手の暮らしに密着した文脈に置くことが大切である。


今日のグッときた

  • 敵役(問題)を登場させると、聴衆が主人公(解決策)を応援したくなる。 「なぜこれが必要なのか」― この一文だけで敵役が導入できる。 悪玉を明らかにし、正義の味方を登場させた後、被害者であるユーザーを悪玉から逃れる方法をはっきり示すというのが、アップルのやり方だ。
  • 「何でもスライドに書いてしまうのは、プレゼンターとして怠慢以外のなにものでもない」 (ナンシー・デュアルテ)
  • プレゼンテーションを「インフォテインメント」だと考える。 聞き手は学びと娯楽、両方を求めている。 自分も楽しもう。


今日のひとこと

【 コミュニケーションの極意は、情熱を心底かたむけられるものを見つけること。 そして、見つかるのは「モノ」ではなく、モノが顧客の暮らしをどう改善するのか、であることが多い。 売っているのは、よりよい暮らしという夢なのだ。 本物の情熱を自覚できたら、それをみんなに楽しく伝える。 】 (P.77,82)
システマチック(役割分担が明確)な会社の営業には、製品作りに参加できないというジレンマがあります。 となると・・・与えられた新製品を好きになれるかどうか、営業の情熱が盛り上がるかどうか、で大勢が決する気がしてなりません。 お客さんの何かを変えられるというワクワク感が、巨大なパワーを生み出します。 まずは味方から。


明日から使えるタグ

  • マーケティングとはお芝居なのです。 ショーの演出をするようなものです。 (ジョン・スカリー)
  • ヘッドラインとは、よりよい未来というビジョンを聴衆に提案するもの。
  • 簡素化というのは、不要なものを削り、必要なものの言葉が聞こえるようにすることだ。 (ハンス・ホフマン)

今週読んだ本(89〜92)

2010年 中国経済攻略のカギ (PHP文庫) 中国新人類・八〇后(バーリンホゥ)が日本経済の救世主になる! (洋泉社Biz) 企画脳 (PHP文庫) コンサルタントの「軸」思考術

今週観た映画(49〜50)

オーシャンズ ファミリー・エディション [DVD] バレンタインデー [DVD]