20代にしておきたい17のこと 【199】

NO BOOK,NO LIFE!

bookmobileは旅を続けます。 本との出会いで成長していきます。


【まだ間に合う】


20代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)


究極の一文(この本どんな本)

【 30代、40代、50代になってくると、感覚が鈍るので、「まあ、いいか」と思うようになります。 ある種の悟りの境地のような「あきらめの世界」にいってしまうのです。 20代は感性が鋭いから、「いまの自分」を許せません。 すべてのものを受け入れられないのが20代です。 そんな自分にいちばんイライラして、ピリピリする。 だから、感度が高い自分をほめてあげてください。 】


「これはおかしい」と文句を言おうとする。 でも、「こんな俺はおかしいかな」と思い留まる。 そして、「めんどくせーまあいいや」とあきらめることがあります。
完全にオッサンですね。 感度や情熱の磁石が錆び付いたら、オッサン。 人も情報も引き(惹き)付けなくなります。
からだは衰えても、感度は成長させなければいけない。 感度と情熱は、老いとリンクしている。 そんなふうに感じました。


お知恵を拝借(実行すること)

  1. 20代で決めなくていけないのは、自分は何をして社会とのつながりを持つかです。  あなたが社会に貢献したものが、そのまま、あなたの人生に返ってきます。 だから、あなたが何を与えていくのかがとても重要になってきます。 (P.124)
  2. 20代にしておきたいこととは、「人生をどう幸せに生きるのか」を考えながら、その基盤をつくることに尽きます。  それは、自分にとって「幸せとは何なのか」を明確にしていくステップともいえるでしょう。 ある人を幸せにする行動が、他の人には不幸になるということもあります。 幸せは、人それぞれ、違うわけです。 (P.195)
  3. どうしてもあきらめられない!というぐらいのエネルギーを自分の中に感じてみましょう。  「また、次に行こう」「これじゃなくてもいいか」というように自分を納得させてしまうのは、あきらめがいいといえますが、別の見方からすると、執着がなさすぎるのです。 (P.31)


今回のMVP(Most Valuable Phrase)

【 知識に経験が加わることで初めて「知恵」になります 】


ぐっときた(DEEP IMPACT)

  • エネルギッシュな人というのは、人を惹きつけます。 それは恋愛でも仕事でも一緒なので、だから恋愛体質になるということは大事なこと。 「情熱を感じる」回路を弱めないことです。 自分が本当に心からワクワクすることをやり続けないと、だんだんとその回路が鈍ってきます。
  • 「人生は自分が触れたものになる」 一流のものに囲まれて、一流のものに触れていると、やっぱり一流に近づいていくようになります。 自分の環境をどうつくるか― それで、その人が変わります。
  • 人生を幸せに生きるためには、3つのものが必要です。 自分で変えられないものを受け入れる強さと、変えられるものを変えていく勇気と、その違いを見分ける賢さの3つです。

今週観た映画(33)

踊る大捜査線 THE MOVIE 3』
http://www.odoru.com/cinema/