ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 【184】

NO BOOK,NO LIFE!

bookmobileは旅を続けます。 本との出会いで成長していきます。


【戦わないで征服する人はいない】


ビジネスマンの父より息子への30通の手紙    新潮文庫


究極の一文(この本どんな本)

【 責任は「人間存在の基礎」である。 責任を受け入れる人は、最も実り多い人生を過ごす人である。 責任を受け入れることは、挑戦を受け入れることである。 挑戦を受け入れることは、すばらしい成果を迎え入れるために、扉を開くことである。 】


この本のように人生の経験や知恵を、時系列に、成長過程ごとに、自分も息子に伝えたいと思いました。
人生は挑戦の連続ではないか。 日々起こる問題は、実は自分に対する挑戦状。 受けて立つも逃げるも自由。
挑戦の宝箱にはお宝が入っているが、挑戦するだけでは開かない。 開けるには責任の鍵が必要である。


お知恵を拝借(実行すること)

  1. ガルシアへの手紙を渡されたら、黙ってその信書を受け取り、愚かな質問をせず、すぐさま下水に捨てたり、届けないで処分したりする気を起こさない。  私が心を惹かれるのは、「上司」がいるときにはもちろん、いないときにも勤めを果たす人である。 「ガルシアへの書簡を届けられる」人物は、非常に必要とされているのである。 (P.171)
  2. 「他人が自分の思いどおりにならないからといって、腹を立てることはない。 自分自身でさえ、思いどおりにならないのだから」  (P.220)
  3. 礼儀正しさにまさる攻撃力はない。 どのような防御も礼を尽くすことには及ばない。  マナーは人を作る。 (P.130)


今回のMVP(Most Valuable Phrase)

【 他人の過ちから学べ。 自分で全ての過ちを経験する時間はない。 】


ぐっときた(DEEP IMPACT)

  • 人の世には潮があって 満潮に乗り出せば 幸運をもたらし 無視すれば その航海はすべて 浅瀬に乗りあげ不幸に終る (シェイクスピアジュリアス・シーザー」)
  • 金は上手に扱えば、人生の喜びは大きくなるだろう。それは世の中を見るための手段。 この世の中で作られる多くのすばらしい美しいものを見たり、手に入れたりするための手段である。
  • 私にとって、雑念で一杯になった頭を整理するのに、森の静けさほどありがたいものはなかった。 静かな自然の執務室ほど役立つものはない。 私には、自然はこの世の中で最高の経営顧問だと思っている。

今週読んだ本(49〜50)

超「超」整理法 知的能力を飛躍的に拡大させるセオリー 成功のコンセプト (幻冬舎文庫)