星野リゾートの事件簿 【178】
NO BOOK,NO LIFE!
bookmobileは旅を続けます。 本との出会いで成長していきます。
【事件をその場限りにしない】
■究極の一文(この本どんな本)
【 星野はスタッフに直接、「リゾート運営の達人を目指す」 「コンセプトを明確に定め、顧客満足を上げよう」 「全員が自由に意見を出そう」と自分の考えを明確に語りかけた 】
「どんなお客様に対して、どんなサービスを提供するか」 (P.140)
【コンセプト】って大事だと感じました。 まず、コンセプトを決めないと行動にブレが出る。 かといって、与えられるだけでは行動につながらない。
この本を読んで、「任せる」「自分たちで考える」ことの大切さが分かりました。 コンセプトづくりについても、学びたいと思います。
■お知恵を拝借(実行すること)
- 社内向けのブログや研修などを通じて、これまでに起きた事件のあらましと対応を紹介している。 過去に社内で起きた事件を知っていれば、似た出来事が周囲で起きたとき、事件化を防ぐ対応をとることができる。 (P.221)
- 「腹を決めてやってみよう」 「スキーリゾートになろうという覚悟が足りない。問題はスキー場の知名度や、ホテルの前にゲレンデがあるかどうかではない。スタッフの気持ちがスキーリゾートになり切れるかどうかだ」 (P.160)
- 「誰も踊らないなら、まず俺が踊る」 (P.43)
■今回のMVP(Most Valuable Phrase)
【 日本の観光をやばくする 】
■ぐっときた(DEEP IMPACT)
- 基本的な方向が定まると、具体的なサービスの中身はスタッフに任せる。 「現場を知るスタッフが、『お客様に喜んでいただきたい』と思うようになったとき、大きな力が生まれる。その力にはどんな専門家も勝てない」と考えるからだ。
- 星野はスタッフの意識を大事にしたいと思った。 「『自分たちはこうなりたい』と思っているからこそ、そこへ向かおうとする力も生まれてくる。だから、スタッフの共感は非常に重要だ」
- 部門の責任者に立候補したスタッフは、自分の改革案をほかのスタッフの前で語る。スタッフはそれをきいて責任者を選ぶ。リーダー人事に対する納得感が生まれるため、スタッフはお互いにチームとして結束する。
■今週読んだ本(42〜44)