読書進化論 【177】

NO BOOK,NO LIFE!

bookmobileは旅を続けます。 本との出会いで成長していきます。


【読書はバーチャル・リアリティ】


読書進化論?人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか? (小学館101新書)


究極の一文(この本どんな本)

【 著者たちは、私たちが自分の人生のミッションを達成するための、よりよい人生経験、楽しさ、知的好奇心、豊かさ、考え方、興味、哲学、そのようなさまざまな刺激を本を通じて与えてくれるのです。 読書は決して受身的なものではなく、人生に目標と指針を与え、私たちを日々進化させてくれるすばらしい方法です。 】


この本を読んで、「読書」に対するイメージが固まりました! それは・・・
【読書とは、ロール・プレイング・ゲームのようなもの】
本という仮想世界に入ると、実力者がアドバイスをくれたり、支持者が助けてくれたり、武器や魔法を身に付け、どんどんレベルアップしていくことができる。
そんなふうに考えると、読書もハマってしまいます。


お知恵を拝借(実行すること)

  1. 本から得た新しい知識は、タグをつけて頭に格納しておく。  その知識を将来何に役立てるのか、という分類を頭の中で作って、評価までつなげて頭に格納しておく。 (P.100)
  2. 「読んでおしまいにしない」  思考を深めるためには、次の3段階の分析・統合・評価に進めて、自分のものにできるかどうかがポイントになります。 (P.99)
  3. 本の力、勉強の力を使って自力をつければ、そこから自分で環境を変えられる可能性が出てきます。  「努力が報われる環境」(=究極的には、人生の自由度)を作るには、職場を積極的に選べる立場にならないといけません。 (P.22)


今回のMVP(Most Valuable Phrase)

【 本を読むことは著者の体験を、読者が疑似体験すること 】


ぐっときた(DEEP IMPACT)

  • 本選びの基準のひとつは「ウェブや友だちの話より質が高いかどうか」。 本を読むとか、人と会話する、というのは相手から刺激を受けて、自分のスキーマ(データベースの構造)を組み立て直す作業です。
  • 人間はうまくできていて、人の体験なのか、自分の体験なのか、情報として手に入れると混ざっていってしまう傾向があります。 結果、人の体験でも、読書により自分が体験したような意識になるので、そこからアイディアも出てくるし、自分から動けるようになります。
  • 書く技術というのは、「相手がわかりやすく読みやすく書く」ための技術です。 「難しいことはわかりやすく」「わかりやすいことは面白く」「面白いことは深く」

今週観た映画(21)

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