ユニクロ・柳井正の進化し続ける言葉 【153】
NO BOOK,NO LIFE!
bookmobileは旅を続けます。 本との出会いで成長していきます。
【現代社会最高の小売業】
■究極の一文(この本どんな本)
【 高いハードルを設けて、そこに到達する方法を考え抜くこと。これが会社や個人の成長につながる。目標を作ってそこを目指さない限り、到達できないし、目標がない限り衰退すると思いますね 】
服の中に、家の中で、着るものはダサい。 そして、いいものは高い。
そんな常識を覆したユニクロの経営哲学が、垣間見える本でした。
「成長しなければ死んだも同然」 「泳げないものは沈めばいい」 言葉は厳しいけど、成果が出ています。
■お知恵を拝借(実行すること)
- 「うちの会社はこういうことを実現させるべきだ、と、みんなに訴えて協力者を得ることです」 いろいろな人間がこの会社だったら支援してやろうと思ってくれるような会社でないと。 (P.74)
- みんなアウトサイダーから出発し、常にアウトサイダーとして既存の業界に挑戦している。 常にリスクのある挑戦をせざるを得ない。 (P.140)
- 消費者は自分の目で商品を見ずに、ブランドの名前を見ていた。 しかし現在は価値価格相当以上と見極めなければ買わなくなった。 (P.87)
■今回のMVP(Most Valuable Phrase)
【 自分たちが一人勝ちといわれるがそうではない。 ほかがすべて負けているだけ 】
■ぐっときた(DEEP IMPACT)
- 当社はデザインなど企画から製造、販売まで一貫しており、各過程の利益を積み上げた結果だ。 ふつうだとメーカーや小売りなど数社に分散している利益を一社に集約しただけだ。
- ファッションの本質が他の人が着ていないものを着るというものから、自分なりのセンスで着回していくことが最大のアピールになることへ変わってきている。 他のメーカーの服と重ね、組み合わせたときに自分だけのファッションができたときに喜びを感じてほしいと考えている。
- プロフィット(利潤)とリスクはイコールだ。 日本人の最大の欠点は安心、安全、安定志向。 当然プロフィットは生まれない。
■今週読んだ本(14〜15)