どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座 【137】

NO BOOK,NO LIFE!

一冊の本を一つの旅のように伝えます。新しい出会いによって少しずつ前進します。


【指揮官先頭】


どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座 (ディスカヴァー携書)


みどころ

  • 【創造は神さまの世界】 弱肉強食は動物の世界。神さまの世界で生きたほうが成功する確率が高い。
  • 「売上−経費=利益」と「まず売上ありき」で考えるのではなく、【必要利益額+最小経費=必要売上高】という積み上げで利益を出すように経営計画を立てる。
  • 売上高とは【お客さまとの接点】 会社の「社会での存在」そのものが売上高であり、お客さまに喜んでいただいている大きさである。 利益というのは、社内での「工夫の度合い」ともいえます。二義的には「お客さまから喜んでいただいている度合い」。 利益は、会社やそこで働く人、社会をよくするためのコスト。 


目的地

  • 経営の原理原則とは【お客さま第一】 / 「内部志向」より「外部志向」 / サービスや「お客さま第一」については、「やっている、やっていない」でなくて、【どこまでやっているか】です。深みが勝負なんです。 / 何をやらなければならないかは、みんなよく分かっています。それを【徹底】できるかできないかが、ナンバーワンかその他大勢かの違いです。 / 経営とは、次の三つ (1)企業の方向づけ(2)資源の最適配分(3)人を動かす / 基本は「お客さま」の動向をきちんと見ること。 / ビジョンがなければ勝ち残れません。経営者や幹部が、そのビジョンを自分の志として率先して範を示していかなければ、だめなのです。


標識

  • クレーム「対応」、主観的一番、徹底、素直、自立、既存事業、ドイツのアウトバーン


急停車

  • 「価格で勝負」よりも「サービスで勝負」 サービスで差をつける。 小さな違いをたくさんつくる。(P.82)


言い訳ナンバーワンは「他社に価格で負けました・・・」
おい、待てよと。 本当かと。 実は価格だけじゃないと思うのです。
余程の差がない限り・・・レスポンスが速い人、間が悪くない人、常に前向きな人、約束を守る人たちから買いたくなるでしょう。 きっと、何か抜けてた。何か負けてた。
だから、もう一度、おざなりになっているプロセスがないか調べてみよう。
  


新しい出会い

  • こまごまとした「小さな行動」を変えることが、大きな違いを生みます。とにかく小さな行動を【徹底】していくこと。(P.21)
  • ビジネスでも人生でも、大切なのは【自立】を保つこと。自ら、選択権をもつこと。人にコントロールされないこと。(P.44)

今週読んだ本(147〜148)

働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」 何のために働くのか