アイデア会議 【136】
NO BOOK,NO LIFE!
一冊の本を一つの旅のように伝えます。新しい出会いによって少しずつ前進します。
【アイデアなくして企画なし】
■みどころ
- 【プロフェッショナルとアマチュアとの違いは選択肢の数】 選択肢の多さとアイデアのクオリティとは比例する。
- 大事なのは 【企画のどこにアイデアがあるのか】 がはっきり分かればそれでいい。
- いいアイデアとは、世の中尺度と提案先尺度のバランスの上にある。
■目的地
- 「いきなり企画会議」からいい企画が生まれにくいのは、企画の芯となるはずのアイデアを考えることをしないのがその理由。 だとすれば、アイデアを考える時間と、それを企画に整える時間をしっかり分けることがポイントになってくる。 / 一人ひとりが考えたアイデアを集め、チームで考えることをしないといいアイデアは出ない。 / アイデアを考え抜くとは、徹底的にアイデアの量を出して選択肢を広げること、そしてその後で絞り込むこと。 / アイデア会議のゴールデンルールズ (1)持ち寄る (2)発言と発言者とを切り離す (3)選ぶ
■標識
- いきなり企画会議、コア・アイデア、拡散収束、行動のレパートリー、云い換え
■急停車
- 何故、いい企画が出てこないのか? 「いきなり企画会議」をやっているから。(P.11)
本書に書いてある「事前に紙に書いてからアイデアを持ち寄る」ことは、本当に正しいと思います。
その場で何かアイデア出せと言われても出ないし・・・
口頭で順番に聞いていくと、必ず「私も誰誰さんと同じ意見です」っていう人いるし・・・
みんな自分の意見を考えているから、人の話聞いてないし・・・
「それでは答えを、せーの、ドン!」とクイズ番組みたいに、一斉にアイデアを出してみるのがおもしろいかも。
■新しい出会い
- どこかでアイデアをメモする時間を作る。 紙にしないと“ないと一緒”。 考えるとは、紙に書くこと。(P.93)
- 批評や評価は一切せずに、ただただ云い換えてみる。(P.144)
- アイデアスケッチを書くときのちょっとしたヒント (A)分ける/分解する (B)具体化する (C)云い換える (P.192)
■今週観た映画(53)