会議質 【135】
NO BOOK,NO LIFE!
一冊の本を一つの旅のように伝えます。新しい出会いによって少しずつ前進します。
【会議多すぎ長すぎ】
■みどころ
- 【会議は合コン】 合コンには、はっきりと明確な目的がある。 会議には今ひとつ切迫感がない。 合コンに費やすエネルギーとプレゼン術を会議で発揮する。
- 必要でない人は出なくてもいい。 人数が多くなることによって、責任が分散されてしまう。
- 企画とは予言である。 企画の「企」という漢字には、もともと「爪先立ちして遠くを見る」という意味がある。
■目的地
- 会議とは“質”がすべてである。 / 会議にとっていちばん大切なことは、とにもかくにも“空気”。 いい空気さえつくってしまえば、あとは、勝手に、みんなからどんどんアイデアが出てきて、おのずと、いい結論が導き出されていく。 会議質における優先順位の第一位は、空気づくり。 / 基本はやっぱり“しゃべること”。意見をするときは倍返し。黙っていてはいけない。 / “質 × 時間 = 会議”とするならば、会議質を上げれば上げるほど、時間は短くなる。
■標識
- いい空気、ポジティブ・プランニング、ネガティブ・シュミレーション、既成概念、なにげの臨戦態勢
■急停車
- 会議の至上目的とは、企画を生み出すこと。アイデア発信型の会議があって初めて、共通認識の会議がある。
他人の現状報告(終わってしまったことへの言い訳や不確定な未来への取り組み)について聞いても、得るものはない。
得るものがないから聴かない。効かない。利かないから空気も悪くなる。そして、疲れる。
もっと、みんなで取り組むべきこと(どうやったら解決できるか)、自らの成功体験(こうやって解決できた)を出し合う必要があると思うんですよね。
会議をテコ入れしてみる。
■新しい出会い
- その会議は必要なのかを疑え。
- ひとつは無難な企画、クライアントのオーダーに忠実なもの。もうひとつはコンセプトも何もすべて無視した、自分のやりたいことだけを詰め込んだものにする。
■今週読んだ本(144〜146)