朝4時起きの錬金術 【123】
NO BOOK,NO LIFE!
一冊の本を一つの旅のように伝えます。新しい出会いによって少しずつ前進します。
【運命は朝で決まる】
■みどころ
- 【午前七時にピークとなる、脳のホルモンバランス】 / 人を精力的にするホルモン(アドレナリンとコルチコイド)の量のピークが午前七時であり、深夜の三倍。つまり人は午前七時に最もやる気がでるように、あらかじめ設定されている。
- サーカディアンリズムを生活に取り入れる。 人類が誕生したときからずっと備わってきたもの。 日の出とともに起き、狩りに出かける。暗くなったら安全な場所で休む。
- 日中はおもに交感神経(呼吸、消化といった身体機能)が働き、夜になると副交感神経(体を休ませようとする働き)が活発になる。 日中は体が“活動しなさい”というサインを出し続ける。一方、夜になると“休みなさい”というサインを発動する。 つまり“休みなさい”と体が命令している時間に、頭をフル活動させようとしたところで、活発に動いてくれるわけがないということ。
■目的地
- 朝のみ、あなたは“会社から自立した人間”になれる。 / レム睡眠が終了して活動を再開したときの脳、要するに寝起きのときの脳が、いちばん整理された脳ということになる。 / 朝という時間は、最もポジティブな脳が働く時間帯である。 / 「朝4時から出勤前」の時間を使って、あなたのキャリアを強化し、将来の自分にひたすら投資してみる。 / 朝の時間に頭を使い、“自分が好きなことをやるための戦略”を練ってもらいたいのである。 / 「実現できない不足分」を埋める時間こそが、「朝4時」から出勤までの「あなたの時間」そのものなのである。
■標識
- 才テク、午前七時、時間の王様、仕事の奴隷、サーカディアンリズム、一日四分割法
■急停車
- 「会社の奴隷」である限り、あなたは「時間の奴隷」であり続ける。(P.34)
会社にいるときの自分は、あまり好きではありません。
余裕がないし、イライラしているし、かなり損をしています。きっと。
会社が始まる前の自分は、クリーンです。ホントに気持ちがいい。落ち着いているし、【本当の自分】です。
「朝4時起き」はまだ完璧にマスターできていませんが、「やりたいこと」を朝イチから【天引き】することで、【余裕】が出てきているのは間違いないです。
■新しい出会い
- まず「好きなこと」をやる。そのためにこそ、奴隷にならない「自分が王様になれる時間」をつくる。(P.43)
- 多くの文学者や哲学者が朝の早い時間に“思索の時間”というのをあえてつくっている。(P.56)
■今週読んだ本(132〜133)