社員心得帖 【119】
NO BOOK,NO LIFE!
一冊の本を一つの旅のように伝えます。新しい出会いによって少しずつ前進します。
【これはおれの運命なんだ】
■みどころ
- 【週休二日の休みを一日教養、一日休養というように有効に活用できているかどうか】 / 自分がこのように自己の向上に努めるのは、ただ単に自分のためばかりではない。それは社員の一員としての自分の義務でもあるのだ。 仕事の力をさらに高めていくということは、自分のためになることと同時に社会に対する一つの義務でもある。
- 今日は不可能だと考えていることが、百年先にはその大半が可能となる。無限にある方法を、一つひとつほどいていく、一つひとつ見出していく。そういうところに、お互い産業人としての大きな使命、役割があるということを常に自覚しておく必要がある。 【道は無限にある】
- 「自分としては賛成しかねるのだけれど、全体で決まったことなので・・・」などというのは、責任者としてとるべき責任の自覚が欠けているということになる。 【私の責任です】ということが言い切れてこそ、責任者たり得るわけです。
■目的地
- 社員の心得として大事なことは、自分の仕事が好きになるということではないか。仕事に面白味を見出し、味わうというようなことができるようになるならば、社員として必ず成功するでしょうし、仕事によって非常に救われる人である。 / 社員の成長を願っている会社というものを信頼し、“自分も良き社員として成長し、会社の仕事を通じて社会に奉仕していこう”という考えをもつことが大切で、それが結局は、自分自身のプラスにもなる。 / 自分の一挙手一頭足は全部、会社を通じて社会とつながりをもっている、ということの自覚と責任感において仕事をしていくことが求められる。 / 平凡なこと、ささいなことをおろそかにしないというところに、信頼あつく、その会社になくてはならない人になるための第一歩がある。
■標識
- 信頼、誠意、真心、思いやりの実践、礼儀作法は潤滑油
■急停車
- 入社当時の感激や喜び、決意などを思い起こし、自分なりに会社生活にとりくむ思いを新たにする。
日々の仕事にマンネリを感じたり、テンパって「俺、何してるんだろう」と落ち込んだりしたときに、その会社を選んだときの気持ちを思い出すと(そうだった、そうだよな、と)冷静に戻ることができます。
さらにさらに・・・記憶をさかのぼって、子供のときになりたかった職業まで思い出していくと、自分の好きなこと(?)が意外に見えてきます。 子供の時の直感は案外正しいかもしれませんね。
■新しい出会い
- これはおれの仕事だから、おれの好きなようにやっていいんだということは許されません。
- 仕事というものは、人々のため、お得意先のためになるようがんばっているんだと考える。
■今週読んだ本(127〜128)