マネー力 【116】
NO BOOK,NO LIFE!
一冊の本を一つの旅のように伝えます。新しい出会いによって少しずつ前進します。
【この国は、もう詰んでいる】
■みどころ
- 【自分の資産は自分で守る】 そのために金融情勢に敏感になり、その時その時でもっとも有利な通貨を選び運用するというのが、世界の常識。
- 日本人のマネー力は世界標準のかなり下どころか、かけらもない。わずかでもリスクをとりたくないという消極性と敗北主義が、日本人の骨の髄までしみこんでいるからに他ならない。「通貨といえば円」という無意識のうちに思い込んでしまっている。国民が自国の政府や金融機関を無条件で信頼している国など、世界を見渡してもほとんどない。
- 海外からやってくる人が日本に求めるもの (1)アキバのサブカルチャー (2)日本食 (3)古い日本 (4)雪
■目的地
- マネー力を強化したいなら、ホームレスマネー(行き場を求めて世界中をさまよっている余剰資金=先進国のファンド、オイルマネー、中国マネー)の動きを読めるようにすること。 マネー力のある人は、自分の国をあてにしていなければ、自国通貨も特別視していない。真のマネー力というのは、危機感をもって日々の生活を営んでいる人でないとなかなか身につかない。 借金は増えているのに、支払う人は減っている。それなのに経済のパイを大きくするようなことは何もやっていないとくれば、この国の財政はもうまともなやり方ではどうにもならない。 自分は今後こういう人生を送っていくということと同時に、どの時点でどれくらいのお金がかかるかを明らかにしておくことが、資産形成の第一歩。また、自分の資産や収入と支出をきちんと把握しているというのも、立派なマネー力。
■標識
- マネー力、ホームレスマネー、中国、ユーロ、ライフプラン
■急停車
- 15年たったら国民の平均年齢は60才を上回っている。還暦の人間が集まって抜本的な改革もないだろう。
悲観することはないでしょう。 石原慎太郎さんは77歳であの強さですし、石田純一さんも55歳であの爽やかさです。
100歳以上生きる人がどんどん出てくる(?)ので、60歳でも若々しい人は活躍することになるのではないでしょうか。 いや、100歳以上生きると思っておいた方がいいですね。そうなると、人生を考え直すことになります。
謙虚に、偉ぶらずに、若い人とコミュニケーションが取れて、常に活動的な「ちょいモテオヤジ」 あらため 【ちょいモテじいちゃん】になることを覚えておきます。
■新しい出会い
- ライフプランをつくり、それに沿った資産形成や運用ができるようになる。
- 国民の生産性を上げ、国の経済力を高める「ITと英語」のスキルをつける。
■今週観た映画(37)