残業はするな、「前業」をせよ! 【109】
NO BOOK,NO LIFE!
一冊の本を一つの旅のように伝えます。新しい出会いによって少しずつ前進します。
【自由への近道は前業にある】
■みどころ
- 【とにかく朝早く稽古場に出ろ。人に負けない時間に出ろ。】
- 「仕事の報酬は仕事である」
- 上司に何でも相談する人ほど仕事が出来ない。 相談する際のポイントは、意見は聞くのだが、「結局この問題は自分の意志で決定するんだ」という決意を持って臨むこと。
■目的地
- 残業だと2〜3時間かけてだらだらとやってしまうような仕事でも、始業時間前、つまり「前業」だと、始業時間という締切があるために集中力が高まり、1時間くらいで終わるもの。 何事も、やらされているうちは多忙感がなくならない。自分で自分のスケジュールを制御できるようになれば、多忙感から逃れることができる。 本当に忙しい人には、多忙感がない。自分をコントロールできていれば、多忙感がない。 「自分の仕事は何か」と常に自問し続けなければ、自分が今やっていることの意味も分からず、作業に追われてしまう。 「とにかくやる」では成果が上がらない。ひと呼吸おいて「とにかくやらない」。
■標識
- 前業、始業時間前、情報、自分、教養
■急停車
- 知力を支えるのは気力で、その気力を支えるのは体力。かつて頑張った経験が「あと一歩」を後押しする。
苦しいとき、悩ましいとき、修羅場をくぐった、限界を超えた【経験】は強い味方になります。そういう過去の体験を思い出すことによって、「あのときよりはマシだな」と思うようになり気持ちが軽くなります。
個人的には、「受験勉強」と「部活での真夏のダッシュ」です!
今週は、そんな経験も吹き飛ばすくらいの怒られる場面があったのですが(しかも2回)、これも新しい「経験」ですね・・・(汗)
くじけそうになったときに、心の奥底にずっと封印していたい「苦し恥ずかし経験」も、思い出してみるのもいいのでは。
■新しい出会い
- 始発駅、各駅停車で、個人としての自分に戻る。
- 一日一提案を自分に課す。
- 縁は細く長くつなぐ。
■今週読んだ本(115〜116)