残業ゼロの1日1箱仕事術 【110】
NO BOOK,NO LIFE!
一冊の本を一つの旅のように伝えます。新しい出会いによって少しずつ前進します。
【仕事が早い人の箱には「ふた」がある】
■みどころ
- 【人は頭の中で考えるようには行動できない】 計画が長期になればなるほど、最初に計画を立てたときのようなやる気が続くとは限りません。デッドラインを考慮し、逆算して計画を立てるのではなく、行動記録から作った現実的なデータを用意して、ボトムアップで計画を立てる。 現在から未来に向けて「積み上げていく」視点が絶対に必要。
- やる気の量は決まっている。やる気には限界がある。寝れば回復する。身体は「省エネ」するようにできている。
- 「ひとり朝礼」で、なぜ私はその仕事をやるつもりなのか、いつやるつもりか、何分ぐらいかけるつもりか、厳しく見直す。
■目的地
- 「1日の仕事を箱に、適切な量だけ入れて、それを減らしていく」というイメージを持つ。 仕事が終わらない理由 (1)仕事が遅い=箱から出すのが遅い。(2)仕事が多い=箱に入れる仕事量が不適切。 この問題の解決策は、(1)やる気と効率を上げる。(2)最適な計画を立てる。 キーワードは「1日1箱」。 すべての仕事について「どれだけ時間がかかるのか」という見積もりを立てる習慣をつける。 「壁」(締切り)を何個も設定することで、全体のレベルを高く保ちつつ、総面積(仕事量)を増やす。 見通しが立たないと脳は動かない。「ふた」があると、1日の仕事量が明確になる。1日で終わるイメージができあがる。見通しが立つと人はやる気になります。
■標識
- 1日1箱、やる気、適切な量、ふた、壁、見積もり、積み上げ、午前中は特別
■急停車
- 箱に何をどれだけ入れるのか?箱の中身をどうやって早く減らしていくか?
自分のやりたいことをやるために、帰る時間を守れるようになってきてはいましたが、とにかく残っている仕事を片っ端からやっつけていく感じでしたので、著者のこの考え方はタメになります。
また、仕事が終わらないのは、今日の箱に入れた仕事がどれくらい時間がかかるのかをあらかじめ見積もらないからなんです。(これも納得)
いちばん厄介な・・・突発的に無理やり箱に仕事を入れられたときには、箱の中をすべて無くそうとするのではなく、別の仕事と「入れ替える」か、思い切ってそれを「投げ返してやろう」と思います。
黙って取り出して、そっと置いていくことだけはやめましょう。
■新しい出会い
- 6分(1時間の10分の1)でできることを用意しておく。
- 行動の前に衝動を再生する。「こういう衝動があったよ」と書いておいたメモを読んでみる。
- 午前中にメールチェックをしない。疲れていてもできそうなことは午前中にはしない。
■今週観た映画(33)