アップルの法則 【107】
NO BOOK,NO LIFE!
一冊の本を一つの旅のように伝えます。新しい出会いによって少しずつ前進します。
【Think different】
■みどころ
- 【Stay Hungry,Stay Foolish.】(ハングリーであれ、バカであれ)
- アップルは、製品の企画段階で、ユーザーの意見を求めるようなことはあまりしない。ユーザーは、自分がどのような製品を求めているのかをわかっていない。
- アップルと日本のメーカーの品質管理部門では、そもそも向いている方向が違う。アップルの品質管理部門は、「我々がアップル品質の門番」という姿勢で「このレベルでは、まだまだアップルが目指すクールさを十分に発揮できていない」、「ここの仕上げは(コストを上げずに)まだまだよくできる」といった具合に、前向きに管理している。
■目的地
- 「1000の事柄についてNOと言い続けることで、道を踏み外していないか、やりすぎていないかを確かめながら道を歩んでいる」 「我々はより全体的で、シンプルなモノをつくろうと考えている。何か問題を解決しようと取り組むと、最初は非常に複雑な解決方法が頭に浮かんでくる。多くの人々は、そこで考えるのを止めてしまう。でも、そこで止めず、問題をさらに突き詰め、たまねぎの皮をもう何層か剥くように頑張っていると、しばしば非常にエレガントかつシンプルな答えにたどりつくことができる」 合理的な説明ができない不要な要素はすべて削られた。アップルでは、理詰めで突き詰めたものを、人間の感情に訴えるまで美しいデザインに昇華する作業が日夜繰り返されている。 アップルのモノづくりに学ぶ3つのヒント (1)余計な機能を削ること (2)一貫性 (3)遊び心
■標識
- 1000回のNO、ライフスタイルブランド、生態系、デジタルハブ構想、シンプル
■急停車
- 世の中には、アイデアに対して、それが実現できない理由を考えてしまう人と、それを実現するための方法を考えるタイプの人がいる。
自らのアイデアの伝え方の悪さやお願いの仕方の下手さは反省するとしても、考えもしないで検討もしないで、【(秒殺)できません】と言われるとヘコみます。 そこで話が終わってしまうんですよね。
【なんとかできる方法を考えるのか、すぐあきらめるのか】が、(残念ですけど)一緒に仕事をしたいか、したくないかの判断基準になってます・・・
■新しい出会い
- 「自分たちが欲しいものをつくる」
- 「今日が人生最後の日なら、今日これからやることは私がやりたいことか?」 鏡の中の自分に問いただす。毎日、人生最後の日のつもりで生きていく。
■今週読んだ本(113〜114)