細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に見に付く本! 【103】

NO BOOK,NO LIFE!

一冊の本を一つの旅のように伝えます。新しい出会いによって少しずつ前進します。


【的確につっこみを入れる】


細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!


みどころ

  • 【本当に「頭のいい人」というのは、情報の本質を素早く見抜ける人】
  • 全体像(完成図)の把握、最低限知らないといけない公式と解法が頭に入っていれば、日々得ている「断片の情報」がパズルのどこに位置するのかが簡単に把握でき、「使える知識」に変えることができる
  • y=X2(二乗)的な勉強法。 「新しい知識」が得られたときに「それまでに得られた知識」との関係を考えていく。一緒に掛け合わさって、飛躍的に多くのことが分かるようになる。 


目的地

  • 【数学的思考力】とは、「物事の仕組みを一つひとつ整理して考えることができる能力」のことで、この能力を使いこなす上で重要なのは、情報と接する時に自分の「バイアス(ゆがみ)」を取り除くことによって素直に客観的に情報と接することである。 【数学的思考力】とは、自分のバイアスを取り除くことで的確に情報を“色分け”でき「どこがポイントなのか」を見抜いた上で、「仮説」と「検証」によって「本質」を見極められる能力のこと。


標識

  • 全体像、バイアス、思い込み、思考の骨太さ、思考の歩幅、つっこみ


急停車

  • 「分かる」というのは「伝えられる」ことと同じである必要がある。


ときどき・・・「素人さんに説明しないといけないので、もっと分かりやすく」と怒られることがあります。こういうときは、まさに自分が「分かっていない」。
自分のお客さんは、さらに先のお客さんに説明(伝言ゲームみたいに)するので、専門用語を使うのは良くないし、自分がポイントを分かっていないとちゃんと「伝わらない」のでしょうね。
車を運転するときは2つ前の車を見るように言われますが、同じように、2つ前の人=【顧客の顧客】を常に想定しようと思います。
  


新しい出会い

  • 「思い込み」をなくすために、言葉をより明確にしていく。説明を被せていく。
  • 分かりやすく話しを伝えるために、階段の「3段飛ばし」「細かすぎて歩けない」にしない。

今週読んだ本(108〜110)

ミステリーショッパー・マーケティング 自分をグローバル化する仕事術 アップルの法則 (青春新書インテリジェンス)