断る力 【94】

NO BOOK,NO LIFE!

読んだ本について要約して魅力を伝えます。本から得た概念をすぐ使います。

断る力 (文春新書)












【嫉妬されるぐらいの人になる】


■step-up point

  • コミュニケーション


capsule review

  • 「断る」というのは、自分自身がどこまでのリスクだったら、自分の責任において引き受けられるか判断することを繰り返す「リターン・マキシマイズ(最大化)」な生き方に人生を変革していくことを意味する。 「リスク・ミニマイズ(最小化)」な生き方は、活力が失われ、新しいことにチャレンジする気力がなくなり、生産性が下がってしまう。
  • 適切な「自己評価」がすべての基本になる。 まわりに比べて自分は何が得意で、何が不得意なのか。したがって、どこまでは自分の責任としてよりたくさん引き受けることが出来て、どの部分については逆に得意な人に任せるべきなのか、その線引きをすることが「断る力」を身につける極意。
  • 「断る力」は主体性をもつ、リスクをとる。加えて、相手を尊重する、相手と自分の能力を融合して、より高次の解を出す。


■zukyun

  • 私たち自身が自分の「コーチ」をする以外の選択肢は、実質的には存在しない。 他人が私たちに言ってくれることは、ノイズ混じりで、適当で、無責任。
  • 「『子どもサッカー』をプレイしてはいけない」 戦略性も何もないまま、ひたすらボールを追いかけて、ゴールを目指すようなサッカー。
  • 「事実なんてない。あるのは認識だけだ」 互いの認識が異なっているということ、それによって上手な意思疎通ができていないということ。


■move into action

  • 相手が出してきた要求や条件に対して、何でも即座に「ハイ」と返答するのではなく、まずはいったん「よりよい方法はないか」と一歩進んで考えるクセをつける。


回答を考えているときの待ってる人からのプレッシャー(空気)が気になったり、すぐに回答しないとダメなやつと思われるのが嫌で、即答で「ハイ」をして損をしたり、「イイエ」をして感じの悪いひとになったりすることがよくあります。
「よりより方法」がひらめかないときは、「後で」と言ったほうがいいんでしょうね。
でも、的確なレスポンスを即座に返すためには、著者の言うように、自分のできること・できないことを把握しておくことが、「前向きなイイエ」につながると思います。


★今日から、やること。(本書より引用)

  1. とにかく「断る」。


★明日、誰かに話そう。(本書より引用)

  【「言いたいことを言う」からこそ「多くのファンがいる」】



■今読んでいる本

1Q84 BOOK 1