本田式サバイバル・キャリア術 【92】

NO BOOK,NO LIFE!

読んだ本について要約して魅力を伝えます。本から得た概念をすぐ使います。

本田式サバイバル・キャリア術












【時代に流されない】


■step-up point

  • からだ(生き残る力)


capsule review

  • 個人サバイバルの時代」。 過去の成功体験も常識も、すべて通用しない。個としてのスキルを磨いていく以外に生き残る道がない。
  • サバイバル時代には、シングル・キャリアという思考をいったんリセットしたうえで、マルチ・キャリアをリビルドすることが、すべてのビジネスパーソンの課題。 シングル・キャリアは、「コーポレート・キャリア」だけに依存した働き方。 マルチ・キャリアは、会社を離れても通用する個人のスキルをベースにした「パーソナル・キャリア」を築いていく働き方。
  • パーソナル・キャリアの法則。 起業をゴールにしてはいけない。 「本業か副業か」の発想をやめる。 ポジションではなくポータブル・スキルを究める。 マルチ・インカム、マルチ人脈を確保する。 うねりを見据えてキャリア・サーフィンする。 


■zukyun

  • コーポレート・キャリアづくりはエスカレーター。 パーソナル・キャリアは、どの山に登るかを自分が決め、道なき道を歩いてつくるもの。パーソナル・キャリアをつくろうと常に意識し、自分のスキルは何なのかを突き詰めることが大切。
  • 束の間の満足にすぎないのなら、「ポジション」などいらない。欲しいのは会社を辞めても残るスキル。自分という「個」に帰属し、仕事を変わってもどこにでも持っていける「ポータブル・スキル」。それこそが、これからの時代に本物のステータスとなる。
  • どの船に乗るか乗らないか。今の船に乗り続けるか、別の船に移るか。一人で船を持つか。一人で泳ぎ抜くか。


■move into action

  • 今私たちが目指すべきなのは、「会社に捨てられても大丈夫な人」、「捨てられる前に、会社を捨てられる人」。


今回の大不況で会社を替えられた人を何人も見ました。能力の有無にかかわらず、(また、その人は全然悪くないのに)置かれた【環境】によって不遇にさらされる、そして明日は我が身かも、ということをほんとうに痛感しています。
突然、ジャングルに放り出されても生き残れるように、武器(スキル)や食糧(収入)を備蓄していかなければならないなぁとあらためて思いました。


★今日から、やること。(本書より引用)

  1. 生活のレベルを上げない。
  2. 雇われずに働く。
  3. 最悪の事態をシュミレーションする。


★明日、誰かに話そう。(本書より引用)

  【ポジティブシンキングではなく、ポジティブアクション



■今読んでいる本

アイデアパーソン入門 (講談社BIZ)