町工場強さの理由 【89】
NO BOOK,NO LIFE!
読んだ本について要約して魅力を伝えます。本から得た概念をすぐ使います。
【社長の器】
■step-up point
- モノづくり
■capsule review
- 当社の社員は仕事に対するモチベーションが非常に高い。 「これは自分の会社なのだ」という意識を、社員一人ひとりが持っている。 会社に、社員を大事にするという気持ちがなければ、社員は絶対にそういう気持ちにはなりません。
- 製造業の基本、それは、高品質・短納期・適正価格の三つ。 社員も社長も「いいものを、安く、早く」という同じ価値観で働いているのですから、まったく方向違いの意見が挙がってくるなどということは、そうそうあるはずがない。
- 利益を上げるには、利益にこだわった仕事の仕方や経営をしなければなりません。 コスト削減の努力も工夫もなしに、利益を上げることは絶対にできない。 ここで働いてもいいと納得できるだけの条件を雇う側が用意できるくらいの利益を出せないようでは、若者からそっぽを向かれても仕方がない。
■zukyun
- 好況時の利益には、不況のときの「しのぎ代」もおりこんでおく必要がある。
- トップがとれないものはやらない。
- 外国人労働者を受け入れやすくすることと、日本人の若者にとって魅力ある職場環境をつくること、この二つを国と民間が協力して、早急にやっていかないと、せっかくの世界に冠たるモノづくり国家が、その輝きを失ってしまいかねません。
■move into action
- 組織や肩書きは不要。 そんなことを決めなくても、やるべき人がちゃんとやってくれる。
確かに・・・肩書きなんてなくても能力は分かりますよね。肩書きなんかがあるから、ネタミ・ヒガミ・ワルグチなどが出てしまうのかもしれません。 肩書きが無くてもお互いがリスペクトしあう、そんな職場がいいですね。
でも【社長の器】として、(著者からも感じたことですが)「自分への欲がない」「仲間を大事にする」「決断が早い」ということがないと、人からは慕われないのではないでしょうか。
そう、石化された人を救うのか船を貰うのかの決断で、迷うことなく人を救うことを選んだ(第53巻)ワンピースのルフィみたいな人!
★今日から、やること。(本書より一部引用)
- 社長になるのだと思い込む。
- 緊急対応のために3割の余裕を持たせる。
- 家には会社の空気を持ち込まない。
★明日、誰かに話そう。(本書より引用)
【仕事の責任は会社がとる、ひとりの責任は社員全員でとる】
■今週読んだ本(86〜89)