人生は「引き算」でうまくいく 【85】
NO BOOK,NO LIFE!
読んだ本について要約して魅力を伝えます。本から得た概念をすぐ使います。
【座右の銘はシンプル・イズ・ベスト】
■step-up point
- ものの考え方
■capsule review
- 現代社会では、手あたり次第、「手に入れろ」「集めろ」「増やせ」とまくしたてます。つまり「足し算」を要求します。しかしそんな生き方は、まちがい。 頭にこびりついてしまった価値観、プレッシャー、寄せ集めの知識を、すべてまとめて、潔く捨てる。こういった「引き算」をくり返した向こう側に見えて来るのが、スッキリ人生。
- 「自分」とか「自分らしさ」といったあなたの人生を阻む思考を引き算する、ダイエットする。「自分なんてものはない」と考えること。 「オレはこうだ」「これが自分だ」という思考にとらわれると、変わりゆく世の中で、柔軟に生き延びることができない。
- 生き方上手な人は、シンプルな「自分」のままで行動する。身軽。だから、あらゆる可能性が模索でき、臨機応変に対応でき、不必要なものにとらわれない。
■zukyun
- 「自分」とは「身体」。 身体は、だれひとりとして同じではない。シンプルなもの。DNAという設計図が、世界に生きる60億人それぞれに「自分」を与えている。
- 「努力をした」「頑張った」は社会に出てからは通用しない。言い訳にすらならない。
- 「ひとりもいいけど、ふたりのほうが、もっといい」。 「オレがいる。相手がいる。ああ、幸せだ」。 めざすべき幸せは、それくらいシンプルなもの。 好きな相手への愛情は、自分が死んでも、相手の中に残る。その人を経由して、さらに多くの人に広がっていくかもしれない。
■move into action
- だれもが飽和状態になりがちな社会だからこそ、「引き算」できる人が得をする。
ドラマやお笑いや芸能ニュースなど、話のネタにいろんなことを知ろうとして、情報メタボになってしまいます。ですので、たくさんつまみ食いしても、その贅肉をどんどん削ぎ落としていく。捨てていく。そして筋肉質にシェイプアップしていく。
何も考えずに、いきなり単純なものがいい。 ではなくて・・・ いろいろ選択して、捨てて、最後に残ったものがこれ。というのが【シンプル・イズ・ベスト】なのかなぁと感じています。そんな理由で、この言葉が好きです。
★今日から、やること。(本書より一部引用)
- 「男たるもの」を捨てる。
- 「自分の追求」より目の前の仕事を完璧にこなす。
★明日、誰かに話そう。(本書より引用)
【オレは働く日本人である。それ以下でもそれ以上でもない。】
■今週読んだ本(82〜83)