ギスギスした職場はなぜ変わらないのか 【84】
NO BOOK,NO LIFE!
読んだ本について要約して魅力を伝えます。本から得た概念をすぐ使います。
【職場の風土は土台のようなもの】
■step-up point
- コミュニケーション
■capsule review
- ギスギス感が蔓延している会社は、何よりもまず職場の環境、つまり「風土」を変える必要がある。
- 風土改革の7つのフレームワーク。 (1)「カベ」を低くする (2)「情報」の流れと中身を変える (3)人の「見方」を変える (4)思いをネットワークで「共有する」 (5)やりとりの「方向」を変える (6)「制約条件」を疑ってみる (7)「個の主体性」を高める
- 対話する「習慣」を何度も繰り返して作り、対話できる「人」を育成する。
■zukyun
- 「会社を変えたい」という思いを、どれだけ多くの社員と「共有できるか」が重要。 マネジメントの「二対六対二の法則」。最初に必要なのは、「個」のモチベーションの向上。そして、それが伝播して二割の人のモチベーションが高まる。それが六割の人に共振・共鳴する。けれど最終的には、残り二割ぐらいの人のモチベーションは高まらないままで残る。
- 「方向性は上が示す」、「具体策は現場が考え作っていく」、「課題は気づいた者が提案する」という指針を実行する。
- 風土改革を進めようとなった時点から、「推進組織を作らない」という方針を一貫して貫く。「やりたい人がやればいい」というスタンスが、自分の意思で活動しているという自覚と自分たちの手で会社を変えていけるという自信につながる。
■move into action
- 終わったらすぐに次の仕事に着手しなくては間に合わないというスケジュールで仕事をしていると、打ち上げなどといっている余裕はありません。
数字だけでしか評価されないため、自分のことでいっぱいいっぱい。 さらに、分業体制が徹底され、効率化とスピードが求められ、スケジュール管理で見張られ、メールの発達で会話が無く、仕事のできるできないでしか人を判断できないなど・・・仕事の進化も「限界」のような感じがします。
ちょっと一息いれるような【対話の場】を、自分の職場でも復活させてみようと思います。
★今日から、やること。(本書より一部引用)
- 「言ってもムダだ」<「試しに言ってみる」
- 「上」からの指示を無条件に聞き入れない。
- 「対話の場」を作り、「やりたい人がやる」から始める。
★明日、誰かに話そう。(本書より引用)
【不平不満は「改善のアイデアの宝庫」】
■今読んでいる本