職場活性化の「すごい!」手法 【83】

NO BOOK,NO LIFE!

読んだ本について要約して魅力を伝えます。本から得た概念をすぐ使います。

職場活性化の「すごい!」手法 (PHPビジネス新書)












【豚もおだてりゃ木に登るブー】


■step-up point

  • コミュニケーション


capsule review

  • 人は相手に認められてこそ自信を持ち、それが成長につながる。そしてそれは言葉にしなければ伝わらない。人と人とをつなぐものは“コミュニケーション”しかない。だからこそ言葉が大切。職場をそんな言葉で満たそう!
  • 社員のためのインナーコミュニケーションや社内イベント予算というものは、人件費、設備投資、研究開発費と比較すれば桁違いに低い。小さなコストで組織が活性化し、強くしなやかな組織風土が築けるなら、まさにそれこそ組織におけるレバレッジ効果に他ならない。もう一度、職場にあのワクワク・ドキドキした熱気と元気を取り戻そう!
  • 飲ミニケーション、クラブ活動といった仕事以外の時間を通じて、メンバーの「人としての価値」を発見する機会が意味を持ってくる。職場活性化のためには、仕事が「できる」「できない」の下層にある「人としての価値」を発見する意識と、それを言葉にして本人に伝える行動が不可欠である。


■zukyun

  • 理念を社員に浸透させるには、理念を“エピソード”で語ること。
  • 「方針が伝わらない」という言葉の本質は、その方針に対し現場が「共感とリアリティーを持ちえていない状態」と解釈する。
  • 運動会や社員旅行は、“絆”と“かかわり”を実現する。


■move into action

  • 職場コミュニケーション予算は、経費削減の流れの中でも最後まで残すべき聖域。


FA選手が簡単に他チームに行ってしまうように、チームへの「愛」がない。また、そのFA選手に「行かないでー」と支えてくれるサポーターもいない。そんな“一体感”の無さを感じる今日この頃です。
悲しくも社員旅行や運動会は無くなってしまいましたが、やっぱり、仕事上では分からないことが分かることも多いですよね。 こういう場で意外な一面を見せた人も、次の日にはいつもの人に戻っていて、でも見えない親密度や信頼感がなぜか生まれてるという効果は絶大です。
交際費なくしても、こういうイベントはなくさないで。


★今日から、やること。(本書より一部引用)

  1. 新人に“集団的お節介”をする。
  2. 勝手にクラブを創る。
  3. 掛け算でイベントを考える。


★明日、誰かに話そう。(本書より引用)

  【問題は解決される人のところにやってくる】



■今週読んだ本(80〜82)

ザ・プロフェッショナル理系アタマのつくり方ギスギスした職場はなぜ変わらないのか たった一人からでも始められる「職場活性化」の方法 (Nanaブックス)