勝間式「利益の方程式」 【80】

NO BOOK,NO LIFE!

読んだ本について要約して魅力を伝えます。本から得た概念をすぐ使います。

勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─












【利益を出す教科書!】


■step-up point

  • モノづくり


capsule review

  • 【万能利益の方程式】 利益=(単価−獲得コスト−原価)×顧客数。 (単価)1円でも上げる努力をする。 (獲得コスト)限りなく0に近づける。 (原価)顧客が感じる価値を損なわないようにしながら、限りなく小さくする。 (顧客数)市場浸透度とのバランスを取りながら、増やしていく。
  • 利益の源泉は、他社が追いつくまでの時間的な余裕である。追いつかれるまでの時間に、なるべく売上を最大化し、費用を最小化すること(=攻撃)。追いつかれないよう、品質・原価・販売チャネルなどで参入障壁を作ること(=防御)。
  • 「利益を上げること」は企業にとって必要なだけではなく、人間らしく生きるため、充実した人生を送り、そして地球の資源を長持ちさせるためにも必要な考え方。


■zukyun

  • 過剰な品質、設備投資、人員投資が原価高を招く。
  • 「ショボイ競合相手がいる大きなマーケットほど、狙い目である」
  • 客寄せビジネス(顧客数の間口を広げるためのサービス)と受け皿ビジネス(顧客単価を広げ、儲けるためのビジネス)の両方を用意する。


■move into action

  • 日本人は「少子化の怖さ」を一人ひとりがもっと自覚する必要がある。


本書によると、長時間労働によって、育児・家事の余裕がなくなり少子化になると言っています。人口減だと景気は回復しないから、利益も出ない・・・
働き過ぎると、睡眠不足や鬱になるし、遅い食事のせいでメタボにもなってしまう。残業するオフィスの空調や電気は環境に良くないし、出会いも少なくなるから晩婚化も進んでしまうという【超マイナススパイラル】ですね。
社長、「売上」か「利益」かそろそろ決めて下さい!


★今日から、やること。(本書より一部引用)

  1. 安易な値下げに走らない。
  2. どのくらい顧客獲得コストがかかっているのか計算する。
  3. コピーに裏紙を使わない。意味のない会議に出席しない。


★明日、誰かに話そう。(本書より引用)

  【戦略のない値下げは悪である】



■今読んでいる本

働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。