仕事と組織は、マニュアルで動かそう 【77】
NO BOOK,NO LIFE!
読んだ本について要約して魅力を伝えます。本から得た概念をすぐ使います。
【マニュアルは基礎を知る教科書】
■step-up point
- システム
■capsule review
- 伸びている会社は属人的なパワーではなく、「仕組み」で仕事をまわしています。そして、この「仕組み」のベースとなっているのが「マニュアル」です。
- 特定の人に頼らない組織、決まりどおりに動けば品質が保てる組織、仕事の役割分担ができている組織、これがきちんと動けばリーダーであるあなたが毎日現場に出なくても、会社組織を動かせる。その基がルールであり、それを体系化したものがマニュアル。
- マニュアルを活かすには、「人」が必要。つまり教える人。この教える人がマニュアルを生かすか殺すかの全権を持っている。 マニュアルは「読んでおいて終わり」という単純なものではない。 部下やスタッフなどに技術や考え方をマニュアルを使って伝承する。育成をする。
■zukyun
- 組織の目標が明確で、進むべきゴールが見えている。そしてメンバーの役割がかっちりと決まっていれば、1+1が2ではなく、5にも6にもなる。 (具体的な例が駅伝。全体の目標が分かれば、自分が持っている以上の力をだそうとする。限界ぎりぎりで襷をつなぐ。)
- 人の数だけ決まり事が必要になる。ここで面倒になってはいけない。決まり事の1つや2つ、どうでもいいやと思った瞬間から組織のほころびが浮かび上がってくる。
- オズボーンのチェックリスト (1)転用(2)応用(3)変更(4)拡大(5)縮小(6)代用(7)再利用(8)逆転(9)結合
■move into action
- 「量より質」。 質の高い業務をこなすようになるのは、量をこなさないといけない。量をこなすことは、基本をマスターすると同義。
「相変わらずビジネス本、読んでるんですか」「そんなこと意味あるんですか」と言われることがありますし、(調子の波が悪いときには)自分でもそのように思うときがあります。
でも、【ひとは忘れる生きもの】だと考えているので、何回も何回も基本的なこと(同じような成功法則)に出会う(読む)ことによって、それが身についていく、引き出しが増えていく、そして無意識に行動に落とし込まれていくのではないかと信じています。
★今日から、やること。(本書より引用)
- すべての仕事を書き出してみる。洗い出し、分析する。
- 仕事の意味づけを行う。「―するために」―してほしいという。
- 「自分はメンバーの目標だ」という自覚を持つ。
★明日、誰かに話そう。(本書より引用)
【誰かがやるだろうは誰もやらないのと同じ】
■今週読んだ本(71〜75)