あたらしい戦略の教科書 【46】
NO BOOK,NO LIFE!
読んだ本について要約して魅力を伝えます。本から得た概念をすぐ使います。
【おたくもないでしょ、戦略】
■step-up point
- ものの考え方(引き出し)
■capsule review
- 戦略とは「現在地」と「目的地」を結ぶ「ルート」(=旅行の計画)のこと。戦略立案3つのステップ 1.現在地の確認 2.目的地の決定 3.最適ルートの探索
- ライバルとの勝負では、まずライバルとの間に「情報力の格差」を持つこと。情報力(未来を予測する力)=情報収集力×情報分析力
- 戦略家が取るべき「はじめの一歩」とは、できる限り正確に未来を予測すること。「未来の不確実性」を下げることによって、「戦略の難易度」を下げる。
■zukyun
- 現代のようにモノが溢れている時代には、顧客自身にも自分の求めているものが何だかよくわからない。
- 戦略の立案を密室で行うことは、犯してはならない「現代社会のタブー」。
- 戦略の立案に必要になるドライ情報とウェット情報は80%と20%。これに事実と推測の25%と75%を反映させた、全体のわずか5%の「ウェットな事実」が武器となる。
■move into action
- 競合と競うべきなのは「どちらがより顧客を理解しているのか」
新商品を開発するときって、「競合は次こんなことをやるらしい」「競合と同じこの機能は必要でしょ」とライバルの出方ばっかり気にしたり、似たようなものを作ろうとしてしまいます。しかも、その情報は事実かどうか怪しいし、言ってる人の個人的な意見だったりもします。
ヒトも同じで・・・他人(ライバル)と比べてどうかよりも、まず自分(自社)の意思はどうなのかがあって、さらに自分を好きになってくれそうなヒト(顧客)のことをどれだけ知ることができるか。『他人より自分、自分より大切な人』。そんな気がします。
★今日から、やること。(本書より引用)
- 自社の顧客になっていない人の意見を聞く。
- 何の関係もなさそうな2つの事象について、その共通点を探す。(戦略立案のトレーニング)
★明日、誰かに話そう。(本書より引用)
【神は細部に宿る】
(戦略に差が出るのは大局観ではない)
■今週読んだ本(17〜19)