バカ社長論 【32】

NO BOOK,NO LIFE!

読んだ本について要約して魅力を伝えます。本から得た概念をすぐ使います。

バカ社長論 (日経プレミアシリーズ 5)












■選択の理由

  • ちょっと売上不振になると、すぐ交際費禁止そして訪問頻度上げろってセンスなさすぎ。


capsule review

  • ムダを排除できるのが良い社長、増やすのがバカ社長。
  • 時間効率、人件費効率を高めるのが、スピード経営の実現。ビジネスでは「時間はコスト」であると同時に、「時間がお金を生む」。スピード経営とは、「お金の節約」と「お金を稼ぐこと」を時間をかけずに行うこと。
  • 毎月払っている給料ではなく、目に見えない人間の無駄な動きの部分に払っている人件費がもっとも高い。社内をいかに効率化して、社員にいい仕事をしてもらうかが経営の最大のポイント。


■zukyun

  • 大きな夢を抱けなければ社員は辞める。細かいことに不満が蓄積されると生産性が落ちる。どうすれば素晴らしい会社になるのか。その具体的な方策を考えられるのが、優れた社長。
  • 事務処理のスピードを上げるのに大切なのは、「一回で仕事を終わらせること」。一回で仕上げるためには、効率を考える。効率を考えるとは、段取りを考える。
  • 会社は、社員の「学びたい」という自主性を尊重するべき。詰め込み式の社員教育をやったって、売上アップや業績向上にはつながらない。参加したいセミナーや研修、読みたい本や雑誌があれば、それを認め、喜んで経費として出すのが望ましい。


■move into action-32

  • 社員の能力を活かせない会社は、仕事の任せ方が「縦割り」になっている。一から十まで、すべて一人に任せきり。優秀な人の能力をムダにしている。「横の仕事」の仕組みをつくる。個々人の能力を高める。全体のレベルの底上げが会社の力を高める。


どう考えてもあの人は点取り屋なのに、守備までやらせるから、明らかに疲弊している、不満が鬱積しているのを社内でもよく見かけます。実にもったいない。また、個人的にも・・・自分でやった方が早いからと、どんどん前へ前へと自ら切り込んで行ってしまうこともあります。振り向いたら誰もいなくて、そして自滅。(笑)

明日からは・・・

ゴールを狙いに行かない。司令塔として、ゴールにつながるパスをどんどん出して、周りを活かそうと思います。(確実にシュートが入る決定的なパスを出す方がカッコいい!)


◆今週読んだ本(141〜145)

適当論 [ソフトバンク新書]覚悟のすすめ (角川oneテーマ21 A 87)頑固力―ブレないリーダー哲学 (角川SSC新書)投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング (Nanaブックス)